<引用元:USA Today 2018.9.10>ブラッド・パースケール( )氏による論説
グーグル、ユーチューブ、その他の技術系大手は保守派をフィルター、抑圧し、直接的な攻撃さえしている。自由で開かれた我々の社会を守るためにこれを終わらせなければならない。
(前略)
グーグルは表現の自由と自由で開かれたインターネットを尊重すると主張しているが、このビッグ・テック大企業はインターネットを自分が認める政治的社会的思想に対してのみ、自由で開かれたものしたいと考えているという圧倒的な証拠がある。
トランプ大統領は先月こうツイートした。
「グーグルとその他は保守派の声を抑圧しており、良い情報とニュースを隠している。我々が何を見られて何を見られないかを管理している。これは非常に重大な状況であり対処されるだろう!」共和党を直接の標的にしてきたグーグル
大統領は全く正しい。
2016年の大統領選挙運動中に、グーグルはヒラリー・クリントンの立候補に有利なように検索結果を操作したとして非難された。またハーバード大学の調査でグーグルの検索ランキングが客観的でないことが分かり、また2017年に同社は検索結果を操作したとして欧州連合から数十億ドルの罰金を科せられた。
またグーグルは、一般の人がサーチエンジンを使用した際に影響する闇のブラックリストを少なくとも9個保持している。
グーグルは、保守派のコンテンツをユーザーに見えないように操作していない場合でも、直接そのコンテンツを攻撃している。デイリー・コーラー・ニュース・ファウンデーションの報道で暴露されたのは、グーグルのファクト・チェック・サービスが保守派のニュースサイトだけを「ファクト・チェック」しており、そのファクト・チェックも多くの場合全くの間違いであったということだった。ファクト・チェッカーのファクト・チェックが偏向し不正確であるとするなら、それは一体何だというのだろうか?
(中略)
グーグルがしきりと検閲の役割を採用したがるのはそれほど驚くことではない。グーグルの親会社、アルファベットの会長(訳注:現在は取締役兼顧問)であるエリック・シュミットは民主党活動家としての役割を仕事と結び付けた過去が明らかになっている。
グーグルとユーチューブが我々のインターネットの現実を形成している
ウィキリークスのメールで暴露されたのは、シュミットが2016年に直接クリントン陣営に協力し、「The Groundwork」というクリントンが選挙で勝利できるようにするために造られたスタートアップ企業の結成に関与していたということだった。またクリントンの選挙当日のパーティに、「スタッフ」バッジを身に着けているところを目撃された。
(中略)
今日のほぼ全てのアメリカ人の生活でグーグルが果たしている広範囲に行き届く役割は、誇張して言うことのできないものだ。全インターネット検索の90パーセント以上がグーグルかユーチューブで行われている。このメディア大企業の動画共有サイトには1カ月に10億人のアクティブなユーザーがいるが、そこで保守派の思想を学んだり共有したりしようとしても、知識を求める探求が匿名のイデオロギー信奉者に妨害される結果に終わる人が多い。
グーグルは明らかに民主党と左派に有利なように政治的な話を操作し管理しており、保守派と共和党の口を封じている。そのような力と影響力を持つ会社が、政治論についての偏向した番人の役割を演じるのは断じて許されないことだ。
真に開かれた社会とインターネットを信じるアメリカ人は、もうそれに我慢しないだろう。
ブラッド・パースケール氏はドナルド・J・トランプ大統領の選対責任者。