デイリー・コーラーなど複数の保守系メディアが報道したところによると、CNNは当初、ウィキリークスが一般公開前の情報をドナルド・トランプ・ジュニア氏(トランプ大統領の長男)にメールで送っていたと主張していたが、間違いであることが判明した。
CNNの最初の主張では、ウィキリークスの関係者が2016年の9月4日に、民主党の盗まれた文書をトランプ陣営に対して特別にメールで提供していたという話だった。
しかし、デイリー・コーラーがそのメールを入手して確認したところ、その情報が一般に公開された後の9月14日付で送付されたものだったことが確認された。
CNNは12月8日金曜日の朝8時からから午後4時ごろにかけて、この「特ダネ」を報道し続けた。しかし、デイリー・コーラーの話では、CNNはワシントン・ポストがメールの本当の送信日付を示す記事を報道した午後1時を過ぎても、訂正することなく報道を続けていた。
最終的にCNNが訂正したのは、午後3時50分のことだった。この「特ダネ」を報じたマニュ・ラジュ氏はメールの送信日付について訂正。しかし謝罪は無かったという。
以下は、CNNコミュニケーションズのツイッターアカウントによる訂正ツイート。
CNN’s initial reporting of the date on an email sent to members of the Trump campaign about Wikileaks documents, which was confirmed by two sources to CNN, was incorrect. We have updated our story to include the correct date, and present the proper context for the timing of email
— CNN Communications (@CNNPR) 2017年12月8日