記事翻訳

蘇ったかつての憎しみ―全体主義のルーツを隠しメディアの支持を受ける「アンティファ」(論説)

投稿日:

<引用元:ワシントン・タイムズ 2017.8.21>

シャーロッツビルの混乱の中で、二つの亡霊が前世紀の暗黒の時代から蘇った。「右派の団結」大会では、ナチのシンボルがテレビ画面いっぱいに出ていた一方で、反対する反ファシスト、つまり「アンティファ」の抗議者たちは、共産主義のハンマーと鎌のシンボルを振りかざしていた。

ネオナチとクー・クラックス・クランがリーフェンシュタール式の松明の行進を行うのを非難した人は多かったが、ネオマルクス主義者とアナーキストのグループがブロックや火炎瓶を投げていたことに対しては事実上口を閉ざし、共産主義が長い間、全体主義と差別と死をもたらして来た事実を認めようとしないのだった。

極右と極左のグループは、公衆の面前で棍棒やバットを手にしながらお互いに反目し合った。これは、恐ろしいことに歴史的に最も大きく敵対してきた二つの勢力の戦いを繰り返したものだ。ロシアの共産主義もドイツの国民社会主義も、1910年代と1930年代に始まったときは、それぞれの国では小さな少数派勢力だった。しかし、両者は最も発言力が強く、最も組織され、そして最も暴力的になった。

(中略)

残念ながら過去20年の間に、ソビエト共産主義の悪行とスターリンの果たした重要な役割はほとんど忘れられてしまった。ロシア国内では、スターリンがますます国の英雄と見なされるようになっている。

ブラックリボンデーが今でも重要なのは、ファシストと共産主義者が同じ戦法を使って自分たちの敵を悪者扱いし、孤立させ、つぶそうとし続けているという事実が露わになるからだ。歴史の忘却、抗議の文化、そして政治的な暴力が合わさって毒のカクテルが出来上がる。すべてのアメリカ人には過去を学ぶ責任がある。それも真剣に学ぶのだ。そして「すべての人に自由と正義」を保証するために必要なことが何かを把握する責任がある。

公立学校での歴史教育が不足しているために、シニシズムが助長され、ミレニアル世代はシニシズムに陥り民主的なプロジェクトから遠ざかってしまった。これである面、30歳以下の人たちが選挙に行くより抗議活動に参加することが遥かに多い理由の説明がつく。選挙に行くというのは、投票所で平和的な革命に参加するということだ。アメリカの建国者もそれを願っていた。このことから、ナチズムとソビエト共産主義が全体主義というコインの両面であるということを忘れないことが、極めて重要なことだ。

By Marion Smith
Executive director of the Victims of Communism Memorial Foundation

-記事翻訳
-, ,

関連記事

トランプ大統領、共産主義犠牲者の国民的記念日を宣言

<引用元:ホワイトハウス報道資料 2017.11.7> トランプ大統領は11月7日、共産主義犠牲者の国民的記念日を宣言した。共産主義の犠牲者に限った記念日は、米国では初めてのこと。 本日の共産主義犠牲 …

2020年国際ホロコースト記念日の大統領メッセージ

<引用元:ホワイトハウス 2020.1.27>トランプ大統領メッセージ 国際ホロコースト記念日に、我々はナチス政権が犯した恐ろしい犯罪の結果として命を落とした何百万もの尊い魂を追悼する。また、反ユダヤ …

トランプは警察改革と人種的正義に向けて国を動かしている

<引用元:ワシントン・エグザミナー 2020.6.22>アルベダ・キング博士による寄稿 1963年8月の「私には夢がある」という演説の中で、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士は合衆国での人種差 …

「彼らは恐れていない!」:トランプがキューバのデモ抗議者に支持表明

<引用元:デイリー・コーラー 2021.7.12> ドナルド・トランプ前大統領は12日にキューバのデモ抗議者に支持を表し、「彼らは恐れていない!」と声明で述べた。 「キューバとマイアミで共産主義キュー …

元NFL選手のハーシェル・ウォーカー:「私は人種差別主義を見てきた・・・それはドナルド・トランプのことではない」

<引用元:ブライトバート・ニュース 2020.8.24> 元NFL選手のハーシェル・ウォーカーは24日、共和党全国大会の演説でドナルド・トランプ大統領を擁護した。 ハーシェル・ウォーカーはトランプとの …

アーカイブ

@JpWelovetrump