否定的な報道と共和党内からの批判にもかかわらず、18日に発表された世論調査ではアメリカ国民の半数近くがバージニア州シャーロッツビルで起きた暴力の原因について、ドナルド・トランプ大統領に同意していることが分かった。
トランプ大統領は、シャーロッツビルで行われた白人ナショナリスト集会をめぐる暴力に「どちらの側も」責任があると主張していた。大統領はまた、「黒い服を着てヘルメットを被りバットを持って」来た反対の抗議活動グループの中にいた「トラブルメーカー」についても非難した。
トランプの声明を聞いて、元大統領候補のミット・ロムニーは怒りを表し、トランプに発言について謝罪を求めた。
しかしながら、18日にサーベイモンキーが行った調査によると、アメリカの成人の合計49パーセントがどちらの抗議グループも「シャーロッツビルでの暴力に責任がある」と考えていることが分かった。(訳注:正確には白人至上主義者のみに責任があると思わないのが49パーセントということだと思いますが、そのまま翻訳しました)
調査によれば、46パーセントが極右グループに最も責任があると考えており、40パーセントが両方のグループだと答え、9パーセントが反対グループに責任があると答えた。
共和党の中では、64パーセントが両方のグループに責任があると答え、18パーセントが白人ナショナリスト側、17パーセントが反対グループ側に責任があると答えた。
トランプの暴力事件に対する反応は、無党派層の中でも一定の同意が得られている。合計46パーセントの無党派層が両方のグループに責任があると答えており、白人ナショナリストに責任があるとしたのは51パーセントだった。
民主党では66パーセントが極右グループに責任があると考えており、両方のグループに責任があるとしたのは24パーセント、反対グループに責任があるとしたのはわずか6パーセントだった。