「聖域都市」に連邦政府の補助金を支給しないことを求める、トランプ大統領の大統領令を差し止めたカリフォルニアの判事は、バラク・オバマ元大統領に数十万ドルの献金をしていたことが、献金記録によって明らかになっている。
サンフランシスコ市とサンタクララ郡は、不法外国人を庇っている市や郡に対する連邦政府の補助金を打ち切るという大統領の計画に対して訴訟を起こしていたが、アメリカ連邦地裁カリフォルニア北地区のウィリアム・オリック三世判事が、トランプ政権に対して反対の判決を下したことをFOXニュースが伝えた。
オリック判事は、トランプの大統領令は聖域都市の自治体に対する幅広い分野の連邦政府補助金を対象にしており、大統領令に異議を申し立てている原告はそれが憲法違反であることを証明することができるだろうと述べた。
オリックの判決によりトランプの大統領令は当面差し止められ、連邦裁判所への告訴は法廷で審議される。
Federalistの報道によると、同判事は2015年に、プランド・ペアレントフッドの職員が胎児の臓器を販売しようと計画していたことを明らかにした潜入捜査ビデオを制作した団体であるCenter for Medical Progressに対して差し止め命令を出している。