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トランプ:「シリアに深入りするつもりはない」

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<引用元:ニューヨークポスト 2017.4.11>

トランプ大統領は、彼の側近がシリアについて異なる見解を述べており、彼の方針が混乱しているという不満が出ている中、きっぱりと疑惑を一掃した。

「我々はシリアに深入りしない」と、彼は昨日の独占インタビューで私に語った。「我々の方針は同じだ。変わっていない。我々はシリアに深入りしない」

大統領は、火曜日の電話で、バッシャール・アル=アサドの事を「殺戮者」、「野蛮人」と呼び、自国民にサリンガスを使用した事を非難したが、先週成功したミサイル攻撃は独裁者を追い出すための軍事作戦の開始ではないと語った。

「我々の大きな使命はISISを排除することだ」とトランプは語った。「常にそうだった。しかし、子供が窒息死し、子供たちの肺が焼き尽くされる状況では、彼を攻撃しなければ、強く攻撃しなければならなかったのだ」

彼は、2隻の駆逐艦から発射した59発の巡航ミサイルの攻撃を「人間性の行動」と呼んだ。

私は、新しい大統領として利害関係を知りながら最終決断を下すのは難しかったかと彼に尋ねた。

「人間の生命の問題を議論する場合、最終的な決断をするのは非常に難しい」と彼は語った。「我々の議論は堂々めぐりして、重大性についてもそうだった。攻撃目標についてももっと大きく、もっと増やすこともできたが、第一弾としては妥当だと考えた」

その後彼は、「彼が毒ガスをもう使わないことを願う」と付け加えた。

インタビューは15分の予定だったが、2倍近くかかった。大統領は終始、丁寧で、精力的であり的を得ていた。彼はすべての質問に答え、側近が次の約束へと催促する中、私にもっと質問はないかと促してくれた。

彼がロシアの脅威をどれだけ深刻に受け止め、その地域においてウラジミール・プーチンとの協力の可能性がまだあると考えているか尋ねた。

「我々は、控えめに言ってロシアとまったく同じ波長ではない」とトランプは答えた。「プーチンは、この人物がまったくの野蛮人であることが分からなければならない。そしてこの人物が子供たちに毒ガスを使い、たる爆弾を使っていることはロシアにとっての非常に悪い象徴だという事を」

モスクワのレックス・ティラーソン国務長官について話したとき、トランプは彼がプーチンの協力を願っていたと語ったが、「分からない」と付け加えた。

彼は、2013年にオバマ大統領が合意を結び、繰り返し自慢したその合意の下ですべての化学兵器を処分したとされた後、シリアが化学兵器を使用した事に対して特に憤慨していた。私はオバマがイランと結んだ核合意について、その事実がより大きな躊躇をもたらしたか尋ねた。

「イランについてはこれ以上の躊躇は必要ない」とトランプは語った。「あれは最悪の合意だった。あのような合意が結ばれたこと自体が不名誉なことだ。それはイランを崩壊しかかった国から、力を持った国に変えた」

彼は更に「イランはその合意を称賛しない。『我々の国を救ってくれて本当にありがとう』と言う代わりに、彼らは付け上がらされてきた」と続けた。

それらの問題と北朝鮮による攻撃の脅迫について、トランプは「問題が残されていた事は分かっていたが、思っていた以上に悪い」と語った。

彼はオバマと最近連絡しただろうか?

彼は「いや。自分が監視され、選挙陣営もそうだった事にとても失望している。それは起こるべきことで無かったが、私が正しかったことが証明された」と語った。

オバマがトランプを「盗聴した」という主張を裏付ける証拠は不完全であるが、彼が不正工作の犠牲者であるという事は間違いない。数多くのリークが、トランプチームの通信が法執行機関か情報機関によって傍受され、新政権を損なうために反トランプの報道機関に提供されたという事を示唆している。

そして、先週、オバマの国家安全保障担当補佐官であったスーザン・ライスがトランプ関係者の名前の公開を請求したと認めたことは、ホワイトハウスが関わる政治的な目的を示しているように思える。

両院の委員会は、トランプの選挙陣営がロシアのハッキングと関わりがあったかどうかという事と、トランプの主張について調査しているが、オバマ政権による監視を司法省が調査することも必要だと考える。最低限でも、国家の安全保障情報をリークした人物は見つけだして起訴されなければならない。

By Michael Goodwin

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