<引用元:デイリー・コーラー 2020.12.9>
デラウェア州の連邦検事は、ハンター・バイデンに対し税法違反の容疑で捜査を行っている、とハンター本人が9日に父親の政権移行チームを通じて出した声明の中で述べた。
「私は昨日初めて、デラウェア州米国連邦検察局が私の弁護士に、私の税務捜査を行っていると昨日報告したことを知りました」とバイデンは声明の中で述べた。
「私はこの事態をとても深刻に受け止めていますが、こうした問題に対する専門的で客観的な検証によって、専門的な税務顧問の援助も含めて、自分の業務を合法的に適切に処理したことが明らかになるでしょう」
捜査に詳しい消息筋は、捜査が開始されたのは2018年であり、ジョー・バイデンが大統領選挙活動を開始する数カ月前になると本紙に語った。CNNは、捜査の中心はバイデンの中国でのビジネス上の取引であると報じた。
バイデンの政権移行チームは発表した声明の中で、「次期大統領は息子をとても誇りに思っており、息子はここ数カ月の悪意を持った個人攻撃を含め、困難な課題の中を苦労して進んできたが、結局のところもっと強力なものとして浮上している」と述べた。
ハンター・バイデンは、中国とウクライナを含め、外国でのビジネス取引をめぐって厳しい視線を集めていた。
本紙は昨年、IRSが2015年の未払い税金をめぐりバイデンの資産に対して11万2,000ドルの租税先取特権を発行したことを報じた。
上院財務委員会と上院国土安全保障委員会が9月23日に発表した報告書では、外国企業がバイデンとビジネスパートナーに何百万ドルも送金していたことを詳細に説明しており、犯罪活動の可能性について警告が発せられた。
報告書を公開した共和党は、支払いは「経済犯罪、スパイ防止活動、そして恐喝の懸念」を提起するものだと述べた。
CNNによると捜査領域の1つとして、CEFCチャイナ・エナジーの葉簡明(Ye Jianming)会長とのバイデンの協力関係に焦点が当てられている。上院報告書では、CEFCが2017年8月から2018年8月にかけてバイデンの法律事務所に500万ドルを送金したとしていた。またバイデンは、中国企業のためにアフリカ政府高官に賄賂を渡したとして2017年に逮捕されたCEFC役員の何志平(パトリック・ホー)の代理人も務めた。
(以下略)