<引用元:ブライトバート・ニュース 2017/10/29>(By エドワード・クレイン)
ディープ・ステートの存在に疑問を投げかけようとする主要メディアの取り組みは、永続する連邦政府官僚内部の不正に関するFBI報告書によって見事にボディーブローを決められた
ロサンゼルス、サンフランシスコ、デトロイト、ニューヨークのFBI支局は昨年夏、2,000回のインタビューを実施してジェームズ・コミー長官(当時)のために1,400語の報告書をまとめた。その現場報告書は私の新著、All Out War: The Plot to Destroy Trumpの中で初めて発表されようとしている。
「FBIは連邦政府内部に政権の政策決定を阻止または干渉するための組織的な活動が高まりつつあるという、法に触れる可能性のあるインテリジェンスを得ていた」と報告書には書かれている。
「DCのコロンビア・ハイツにある教会で多数の政府職員が定期的に組織された会議を行っており、そこでは自分たちが反対する政府の政策を積極的に妨害するための計画が話し合われていた」と報告書には続いている。「これには移民法の執行、社会福祉詐取の取り締まり、そして環境条例の弱体化が含まれている。加えてトランプ政権が、異議を唱える政府職員をその地位から退陣させるという懸念がある。
「政府内部に大規模な扇動がある中、組合と移民、そして環境保護団体と関係を持った非政府の個人がいてこのような会議の背後に存在しているという証拠がある。
「法律家の団体がこのような政府職員の一部にどうすれば罪に問われずに執行を遅らせることができるか、何をすればストライキをしたことになって公務員法でクビになるかを教えてきた。
「ある管理職レベルの政府職員は次のように言った。『官僚は仕事を遅らせ、わざと長引かせ、トランプのホワイトハウスによる不当な措置を妨害している。このような措置を行わせることは不可能になっていくだろう』」
反トランプのリーク(それはすべて不法であり匿名の情報源からのものだ)は、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズの一面や、主要な放送とケーブルネットワークの毎晩のニュースで定期的にただならぬ内容として取り上げられてきた。
上院院内総務のチャック・シューマー氏は、MSNBCのレイチェル・マドーにトランプは情報機関を攻撃したことを後悔するだろうと述べ、事実上ディープ・ステートの存在を認めた。
「情報機関を敵にしたらあらゆる方法で反撃して来る」とシューマー氏は言った。「だから経験豊かでおそらく鼻っ柱の強いビジネスマン(であるトランプ氏)がこのようなことを行うのは全く愚かだ」
ニュート・ギングリッチ氏はディープ・ステートの存在を堅く信じている。
「もちろん、ディープ・ステートは存在する」とギングリッチ氏は語る。「巨大な官僚機構という永続する国が存在し、やりたい放題やって大統領を攻撃するために意図的なリークを仕掛けている。これがディープ・ステートが行っていることだ。嘘をでっち上げ、嘘を広め、嘘を調査せず、自分たちがその背後にいたことを否定する」
ディープ・ステートのメンバーが引き起こした混乱は内務省、環境保護庁、そして司法省で特に顕著だ。
ジェフ・セッションズ司法長官は幹部スタッフに対して警告を発した。政府の機密ファイルにアクセス権を持つ不誠実な職員が、聖域都市と暴力的な左翼団体に対する司法省の捜査を妨害しようとしてコンピューターのファイルを削除し証拠を破壊していたことが分かったのだ。
※エドワード・クレイン氏はニューヨーク・タイムズの元編集長であり、数々のベストセラーを生み出している。新著のAll Out War: The Plot to Destroy Trumpは米Amazonの Political Corruption & Misconduct部門で現在ベストセラーとなっている。