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サラ・ペイリンがギフォーズ銃撃を自分に結び付けた記事についてニューヨーク・タイムズを訴える

投稿日:2017年6月28日

<引用元:FOXニュース 2017.6.27>

アラスカ州元知事で元副大統領候補のサラ・ペイリンは、火曜日、2011年に起きたアリゾナ州の議員銃撃事件に自分を結び付けた論説記事をめぐり、ニューヨーク・タイムズ(NYタイムズ)に訴訟を起こした。

Sarah Palin (AP Photo/Cliff Owen, File)

ペイリンの弁護士は、NYタイムズが6月14日の論説記事の中で彼女の名誉を棄損したと主張している。記事は、下院多数党院内幹事のスティーブ・スカリス(共和党、ルイジアナ州)議員が、バージニア州アレキサンドリアで共和党の野球チームの練習中に銃で撃たれ負傷した数時間後に公開されていた。

その論説記事は、「死をもたらすアメリカの政治」と題したNYタイムズ論説委員によるもので、当初はガブリエル・ギフォード議員を含めて6名が死亡し13名が負傷した銃撃事件にペイリンの話を結び付けていた。

NYタイムズは「そのようなつながりが立証されていない」ことを認め、その翌日訂正を投稿した。

またその論説記事は、ペイリンの政治活動グループの使用していた今では悪名高くなった広告が、「ギフォードと他の19名の民主党員を照準に定めた」と主張していた。NYタイムズは、地図上の照準が「民主党議員個人ではなく、選挙区」をターゲットにしていたことを認め、その文章も訂正した。

「NYタイムズは(スカリスの)銃撃を利用した策略として、ペイリン氏について誤った主張を行った」とペイリンの弁護士は訴えの中で述べた。

「NYタイムズは、ペイリン氏が(ツーソンの銃撃犯ジャレッド・)ロフナーを扇動して6名の人々を殺害させたという誤った主張を・・・分かっていながらその論説委員のコラムを出版し推進した。NYタイムズはそれを行うことで法律と自社の方針を侵害した」と訴えには続いて述べられた。

ペイリンは陪審によって決められる額の損害賠償を要求している。NYタイムズは今のところコメントしていない。

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