「FOXニュース・スペシャリスト」のエリック・ボリングとのインタビューの中で、大統領は北朝鮮に対する自分自身のレッド・ラインを持っているか質問された。彼はオバマの設定したレッド・ラインから学んだと語ったが、それは、もしバッシャール・アル=アサドがシリアで化学兵器を使用したらアメリカ軍の行動の正当な理由となるという意味で前大統領が2012年に明確に述べたものだ。
アサドは化学兵器を使用したがそれが実行されることはなかった。
「私はオバマ大統領とは違います。レッド・ラインを、あなたの言うようにはっきりした線を引いておいて多くの悪い事が起きても、彼はそのレッド・ラインにきちんと対応しませんでした」とトランプは語った。「事実私は、シリアで彼に変わって彼のレッド・ラインをカバーしたのです」
「しかし、今後の情勢を見守ろうということです。韓国を見れば、日本やその他の国を見れば、それは我々と他の多くの同盟国にとって非常に大きな脅威です。非常に恐ろしいことが続いています。そして彼の発言は非常に扇動的です。それはひどいものです。ですから見守らなければなりません。私はレッド・ラインを設けたくはありませんが行動すべきであれば行動します」
「私は軍事的な事になるとほとんど何も言わないことでとても有名でした」と彼は続けた。「4カ月でモスルに侵攻すると発表したとき、それからあと3カ月、2カ月となり、我々は来週入ろうとしています。私はなぜ彼らはそのように言い続けるのかと私は言いました。モスルでは非常に短い戦闘であるとされていたのです。それでどうしたか?敵はやって来ることを知っているのでまだ続いているのです」
「それについて話さないだけなのです。やるべきことをやってそれについては話しません。それで人々は言うのですが、昨日も私は質問されました。一体いつやるのか、いつ侵攻するのかと。それは本当にばかげたことです。それについては話したくありません。彼はとても大きな脅威であり、世界にとって大きな脅威だと、これだけ言うことができます・・・」
ボリングはトランプに非武装地帯のアメリカ兵がどれだけ安全か尋ねた。
「安全な者は誰もいません」と彼は述べた。「つまり、誰が安全だというのでしょうか?その人物は核兵器を持っています。彼らはとても安全だと私は言いたいところですが。彼らは立派で勇敢な兵士たちです。彼らは状況が分かっています。我々は2万8千の兵士を配置させていて、彼らはそこにいます。ですから誰も安全ではありません。ここにいる我々もおそらく安全ではないでしょう」
「彼が長距離のミサイルを手に入れれば、私達も安全ではありません。ですから我々はそれについて何か行動しなければなりませんが、いずれ分かるでしょう」