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ジェフ・セッションズへの魔女狩りがばかげている7つの理由

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<引用元:ブライトバート 2017.3.2>

(抄訳)

民主党とマスコミ大手は、ジェフ・セッションズ司法長官がロシアのエージェントであるかのように印象付けようと強力に後押ししている。その理由は、週末のニュースをめぐる連鎖が始まるまでにトランプ大統領の議会演説以外のことを話題にしなければならないためだ。

「大統領の良いニュースの連鎖に水を差すようなセッションズの話(共和党は今避けようとしているが)に大統領が非常に困るだろうということは、どれだけ誇張してもし過ぎることはない。 -ジェイク・タッパー(@jaketapper) 2017年3月2日」

(注:タッパーはCNNの司会)

タッパーさん、このような意図がどれだけ明白かということは、どれだけ誇張してもし過ぎることはありませんよ。

以下にセッションズの魔女狩りがばかげている理由を挙げる。

1.民主党は今日まで議会で偽りの証言をすることが大きな問題でないと考えていた。これについてはどうなのか、という「whataboutism」だと呼びたければ呼んでもらいたいが、民主党は、かつてのヒラリー・クリントン国務長官、ジョン・コスキネンIRS長官、エリック・ホルダー司法長官らが些細な誤りで議会に間違った陳述をしたことを厚かましくもすぐに片づけてしまったことに注目する必要がある。また民主党は、90年代にビル・クリントンを擁護するための、まさしく偽証に対して全力を挙げて戦いを挑んだのだ。

どのケースでも、民主党議員はオバマ政権職員に対して最大限のわがままを見せて、不完全な記憶、質問に対する誤解、また弁明としては受け入れがたいひどいものまで、あらゆる主張を受け入れさせてきた。

クリントンが個人の秘密のメール・サーバーを使用したことについての言い逃れは伝説的だ。そのサーバー自体が、彼女の基本的な活動について議会を欺くための仕組みそのものだった。

明らかになったときにそれを指摘することは意味のあることだが、これは単なるダブルスタンダードではない。なぜなら、民主党全国委員会とメディアはそうすることを拒んでいるからだ。民主党はオバマ大統領の8年間の任期の間、記憶のあいまいさや、記録上の誤り、そして誤解といったものを毎回できるだけ容認すべきだとする主張を継続してきた。彼らは、共和党は自分たちの物事を大げさに言うために捜査権を使用したと主張した。今度はそれをすべて撤回したいということだ。なぜなら、自分たちがトランプ政権にダメージを与えることができ、またジェフ・セッションズの言葉を電子顕微鏡で解析することで「ロシアのせいで選挙に敗れた」という話を維持できると考えているからだ。

 

2.セッションズは偽証していなかった。LawNewzのロバート・バーンズは、関連法を検証して、民主党が自分たちの議員が議会に嘘をついたというはるかに有力な証拠があるのに、それらをすぐに押しのけてしまったという点を力説した。

刑法が議会に対する偽証を禁止しているのは、18USC1621と18USC1001の二つの法律においてのみである。1621条では、ある者が宣誓に対して故意に反して、虚偽でありその者が虚偽であると知る「重要な事項」に署名する必要がある。1001条は基本的に同じで、裁判所の前提条件がない。つまり、こちらもある者が故意に著しく事実と異なる陳述を行ったことを政府が証明する必要がある。これには三つの要素が必要である。一つ目は虚偽の陳述である。二つ目はその虚偽の陳述が「重大」であること。そして三つ目は、その虚偽の陳述が「意図的に」、「故意に」行われたということだ。ある陳述が悪意を持って説明されたものでなければ虚偽ではない。陳述がその審査の主題と特に関わりのないものであれば、それは重大ではない。故意にというのは非常に高い証拠の基準だ。それにはその者が罪を犯していると自覚しながら、なおそれを実行する必要がある。セッションズに関してはこれらの三つの内いずれも存在しない。

ヒラリー・クリントンがEメールに関する様々な題目について議会に虚偽の陳述を行ったという有力な証拠があった。そして、それらが虚偽であることを彼女が知っていた証拠もあった。それでも彼女は起訴されず、ローレンス・トライブのような教授は彼女を大統領に推薦したのだ。ジェイムズ・クラッパーはNSAがアメリカ人をスパイしていたことについて議会に嘘をついたという有力な証拠があったが、彼は起訴されず、これらの同じリベラルの弁護士や教授、ジャーナリストから文句を言われることなくオバマ大統領から支持されたのだ。しかし今、それらと同じ「弁護士」や「ジャーナリスト」は、明らかに犯罪行為でないことのためにセッションズを攻撃している。そして彼らはそのために、クリントンにもクラッパーにも決して調査を要求しなかったのだ。

セッションズに対する彼らの主張は、セッションズが上院議員時代の2016年に「2回も」ロシアの大使と話をしたということだけだ。それは彼の職務に必要なことなのだ。フランケン上院議員は、司法長官の承認手続きの間「ロシアとの関わり」について話し、セッションズ上院議員が「ロシア政府の職員と」トランプの選挙運動について話し合ったかどうか尋ねた。セッションズは、話し合っていないと答えた。セッションズには「ロシアとのつながり」はなく、彼がロシア政府の職員とトランプの選挙運動について話し合ったという証拠はない。セッションズの上院議員としての職務(大使と会談すること)と、彼が選挙運動の戦術について、または選挙運動について少しでも話したに違いないとする話を合成しようとする企ては、明らかにばかげている。

バーンズはフランケンとセッションズのやり取りを次のように完全に再現している。フランケンは、「選挙期間中にトランプの代理人とロシア政府の仲介者との間で継続的な情報交換」があったかどうか尋ねた。セッションズは次のように答えた。「そのような活動は認識していない。私はその選挙期間に一度か二度代理人を任されたが、ロシア人と連絡は取ってない。だからそれについてコメントすることはできない。」

その陳述にはセッションズがこれまでの人生で一人のロシア人とも対話したことがないという間違った主張を生み出すようなものはまったくない。フランケンが偽証の綿を仕掛けたかったのだとしたら、良い仕事をしたことになるが、当時民主党は「ロシアのせいでヒラリーが選挙に負けた!」という彼らの主張を大きく膨らませることにおもに関心を持っていたのだ。

ジェフ・セッションズはフランケンに答えたとき、その事を非常に良く認識していた。フランケンの質問に対する準備から、トランプの選挙運動におけるセッションズの役割が審議されているということは明確であった。

「文字通り正確だがもしかすると誤解を招く」回答の問題は、はるか昔、最高裁までずっと訴訟が起こされたが、結局偽証罪なることはなかった。その場合でも疑わしい陳述はセッションズが述べたことよりもっと計画的で誤解を招くようなものであったが、偽証罪となることは稀であった。

 

3.大使と面会することはセッションズの仕事の一部であった。バーンズは、セッションズが2016年にロシアのセルゲイ・キスリャク大使以外に20名以上の大使と会っていたことに言及している。エリクソンが言っているように、キスリャクはヘリテージ財団のたった一つのイベントでセッションズが演説した50人の大使のうちの1人だった。

ワシントン・ポストが発表したセッションズの資料には、エリクソンが指摘したヘリテージの討論会は、「ロシアのウクライナとジョージア侵略」に焦点を当てたものだと説明されている。モデレーターは、「トランプ政権下の外交政策に影響を与える可能性のある人物の名前を複数の大使が尋ねた」としていた。キスリャクはそのイベントでセッションズに近づいた「外国高官の小グループ」の1人だった。そのような高官が代表する国々をどう考えるにせよ、彼らはすべての大使がやっていることをやっていただけだ。

ちなみにそのワシントン・ポストのタイムラインを書いたフィリップ・バンプは、自分で分析した結果「民主党の勇み足」だと思うと言っていた

 

(※フォントの強調は当編集部で付加したもの)

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