<引用元:Gateway Pundit 2017.8.20>
トランプ大統領は現在、連邦政府債務の削減期間と削減額についてアメリカの歴史上で最高の記録を出したと言える。
2017年1月20日にトランプ大統領が就任したとき、連符政府の債務額は19兆ドル以上の19,947,304,555,212ドルだった。債務残高は8月17日の時点で1000億ドル以上削減され、19,845,188,460,167ドルとなった。
アメリカの歴代大統領で最大の債務削減額であり、このような債務削減を行った在任期間も最長だ。
歴史通はこれが正しくないと言うかもしれない。理由はビル・クリントン大統領とジョージ・W・ブッシュ大統領の時代に、数年間に渡って債務削減が行われたからだ。それは共和党のニュート・ギングリッチ下院議長がクリントンに均衡財政案を可決させた後のことだった。我々も当初同様に考えていたが、分析の結果、それが正しくないという結論に至った。
議会はクリントンに均衡財政案を署名させたが、この期間のアメリカの債務額は増加した。これは、財務省がTreasurydirect.govに保管しているデータによって確認したものだ。
米国会計検査院(GAO)は、1997年以来、債務残高についての監査を行ってきた。GAOの分析によれば、公的な連邦債務と政府内の債務保有の数字を見てみると、連邦債務額は監査が始まってから毎年増加してきた。
公的な連符債務は1999年、2000年、2001年では減少したが、政府内の債務保有はこの期間最大の増加となった。
財務省のWebサイトには、日次の債務残高が掲載されているが、これは2005年3月31日以降のものだけだ。財務省は2001年9月30日以降の月次の債務残高と1997年以降の年次の残高を掲載している。監査後の財務報告書によると1997年から2016年まで年間の債務が増加していることが分かる。
これまでそれほど長い期間、連邦債務を削減した大統領はいなかったことが分かる。なぜなら、1997年以来、債務額を削減した大統領はいなかったからだ。
南北戦争まで遡って(未監査の)連邦債務残高を検証すると、年をまたいで債務が削減されたのは、共和党のアイゼンハワー大統領の時代で1957年と1958年のことだった。アイゼンハワーは、1956年の2740億ドルから1957年の2730億ドル、また1958年の2710億ドルとそれぞれの年で20億ドルを削減している。
これまで1000億ドルの債務削減を実現したのは、ドナルド・トランプ大統領を置いて他にはいない。
(CNN、落ち目のNYT、ワシントン・ポストはオバマ前大統領の人種間戦争の報道で忙しすぎるので、これを取り上げることはないだろう)
By Joe Hoft