ロン・ポールは、水曜日の「The Liberty Report」の番組放送の中で、火曜日のシリアで起きた化学兵器攻撃が偽旗作戦であることをすべての痕跡が示していると主張した。
「何者かが行ったガス暴露とされるこの出来事の前、状況はかなりうまく行っていた」とテキサス州の元議員は述べた。「トランプは、この国を誰が治めるべきかはシリア人に決めさせると言っていた。そして和平交渉はまとまりつつあり、アルカイダとISISは敗走していた」
「もしかしたらそれを好まない人物がいて、ある出来事が起こらなければならなかったという事のようだ。そして今、それがアサドの利益につながるようだからそれを起こさせてはならないのだという非難が起きている」
「それほど容易でないのだろうか?4年前の2013年に何が起きただろうか?最後の一線を越えるようなすべての出来事が」と、彼は問題を提起した。「それ以来、ネオコンはわめきちらし、政権の一部はアサドが毒ガスを使っていると叫んでいた」
「実際それは全く証明されなかった」と、ロン・ポール・インスティチュート・フォー・ピース&プロスペリティのダニエル・マクアダムス事務局長は同意した。「国連のカルラ・デル・ポンテは、反政府軍によって行われた可能性が高いと言っていた」
「理にかなわない。たとえこの事を完全に分けて客観的な立場で、ただの1人のアナリストであったとしても、アサドがこの状況で突然毒ガスを使うというのは要領を得ない事だ」と、ポールは続けた。「彼がこれを意図的に行った可能性はゼロだと思う」
11月にさかのぼって、ポールはデイリーコーラーとのインタビューの中で、偽旗作戦は、トランプ政権を外国との紛争に巻き込むために、いわゆるアメリカの「ディープステート(影の政府)」と外国政府の両者によって使用される可能性があると語っていた。(RELATED: Ron Paul Warns Of False Flags And A ‘Shadow Government’)
「偽旗作戦と予期せぬ出来事さえあれば、彼らを懲らしめることにみんな賛成するだろう」と彼はデイリー・コーラーのアレックス・ファイファーに語った。「ディープ・ステートは非常に強力であり、多くの事を支配している」
「影の政府はあると思う。軍産複合体、CIA、そして成し得るすべての事。なぜなら彼らは消え失せ、エスタブリッシュメントの言う事をそのごとく実行しているからだ」