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同業者が研究所流出を推進しなかったのはトランプが推進したため、と科学者が認める

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<引用元:デイリー・コーラー 2021.6.17

ブロード・インスティテュート・オブ・MIT・アンド・ハーバードの分子生物学者であるアリーナ・チャンは、6月16日に公開されたインタビューで、多くの科学者がCOVID-19の研究所起源説の可能性を認めたくなかったのは、ドナルド・トランプ前大統領と関係していたからだと認めた。

チャンは5月に、他の17名の科学者と共同でサイエンス誌で書簡を発表し、COVID-19が中国の武漢研究所から間違って流出したという説をさらに調査するよう求めた。研究所流出説を裏付ける有効な証拠は最近数カ月で実質的に変化していないが、報道機関、政府当局者、そして科学者は広く、パンデミックがそのようにして生じた可能性を受け入れるようになってきている。

チャンによると、変化が起きたのは純粋に政治的な理由からだという。「当時、トランプと関係を持ち、人種差別主義者の道具になることのほうが恐れられていたので、人々は公然と研究所起源に調査を求めることを望まなかったのです」と彼女はNBCニュースに語った

多くの同僚と異なり、チャンはパンデミックの初期から研究所流出仮説を完全に調査することを求めていた。彼女は2020年5月に論文を発表しており、COVID-19は特に人間に拡散するよう適応しており、それが研究所流出を示す物となる可能性があると指摘した。

現在、チャンは調査によって自然発生にたどり着く可能性も十分あるとしながら、研究所流出もまだ退けることはできないとしている。「研究所流出には前例があり、遺伝子データはどちらにも傾く可能性があり、疫学データも武漢で広がったように、どちらにも傾く可能性があります」

科学コミュニティのメンバーで、研究所流出説への反発が大いに政治に動かされていたことを認めたのはチャンが初めてはない。戦略・国際問題研究所のグローバルヘルス政策センターのJ・スティーブン・モリソン所長は5月に、科学者はトランプのために説に対して「尻込み」したとNPRに述べた。「(それは)トランプのもっと常軌を逸した一部の見方と混同され、科学者はそれに対して尻込みし、COVID-19が研究所流出ではなく自然過程から発生したという説を支持するようになった」とモリソンは述べた。

ワシントン・ポストのアーロン・ブレイク編集主任は5月に同様のことを認めた

「トランプがそうしたことに対応するやり方について知っていたことを全て考慮した上で、注意と懐疑を招くことになった。そうした(きわめて当然な)注意と懐疑が、慎重になることの多い報道をまとめることになると、一定の過度な単純化に波及したのだ」とブレイクは書いた。

研究所流出説の支持者は当初、旧来のメディアから「陰謀論者」として片付けられた。現在政治的な立場を越えて人々は公然と説を支持しつつある。

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