＜引用元：デイリー・コーラー 2024.1.3＞
ドナルド・トランプ前大統領は3日、2024年大統領予備選挙への出馬資格を剥奪するというコロラド州の判断について最高裁判所に上訴した。
コロラド州最高裁は12月19日、トランプは憲法修正第14条第3項により州の予備選挙への出馬資格がないと、4対3で結論付けた。トランプは1月3日、州裁判所が自身を排除した際に判断を誤ったかどうかを判断するよう最高裁に訴えた。
申し立てでは、「合衆国大統領を務める資格があるかどうかという問題を検討し判断するのは、厳密には州裁判所ではなく、議会に委ねられている事だ。トランプ前大統領の出馬資格の問題を検討し、出馬を禁止することで、コロラド州最高裁は議会の権限を不当に自分のものとした」としている。
コロラド州共和党はすでに12月27日にその判断に上訴したので、判決は保留となっており、1月5日の出馬認定締め切り日までに裁判所が何の措置も取らない場合、コロラド州のジーナ・グリスウォルド州務長官は、トランプを出馬名簿に載せる必要がある。
コロラド州最高裁はこれまでに、自分たちが「未知の領域」に踏み込んだことを認め、判決を1月4日まで延期し、トランプに上訴の猶予を与えていた。
（以下略）