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討論会を潰したトランプのタッカー・カールソンとのインタビュー6つのポイント

<引用元:デイリー・シグナル 2023.8.23

ドナルド・トランプ前大統領は、23日夜に公開されたFOXニュースの元司会者タッカー・カールソンとの幅広いインタビューで、論争の的となった2020年大統領選挙、山積みの法的問題、そして「内戦」の可能性について語った。

米国第45代大統領で、現時点で共和党の最有力候補であるトランプは、同じ日の夜ミルウォーキーで行われた、他の8名の候補者との最初の共和党予備選挙討論会への参加を見合わせた。

トランプはその代わりに、FOX(FOXは4月にカールソンを突然解雇した)が放送した共和党大統領候補者討論会の間、その裏で配信された46分間のカールソンとのインタビューに事前録画で出演した。

カールソンのトランプとのインタビューは、ニュージャージー州ベドミンスターの前大統領の自宅で行われ、民主党によるトランプの複数の起訴、資本家で性犯罪の有罪判決を受けたジェフリー・エプスタインの刑務所内での死、内戦の可能性、またミッチ・マコーネル共和党上院院内総務や他の共和党議員についての考えに触れた。

トランプ、タッカーのインタビューは、旧ツイッターとして知られるソーシャル・メディア・プラットフォーム、Xで配信されたが、数日前に事前録画されていた。インタビューは東部夏時間の23日午後8時55分以降に視聴可能になり、FOXの午後9時の討論会より少し先にスタートした。

またインタビューが公開されたのは、トランプが今年4度目の罪状認否に出頭する予定日の前日夜でもあった。今回出頭するアトランタでは、フルトン郡地方検事ファニ・ウィリスが、トランプとその他15名以上の支持者を、ジョージア州での2020年大統領選挙の結果に異議を唱えたことについて恐喝容疑で大陪審の起訴を確定させた。

以下にカールソンのトランプインタビューから、6つの要点を挙げる。

1.「なぜあなたを殺そうとしないのか?」

カールソンは、2015年以降左派はどんなにトランプを攻撃しても彼を止められなかったと述べ、前大統領が暗殺の標的になることを懸念しているかどうか質問した。

「最初はあなたに対する抗議から始まりました。その後は2度の弾劾でした。そして今は起訴です。あなたは殺そうとされることを心配していますか?正直いってなぜ彼らはあなたを殺そうとしないのでしょうか?」とカールソンは尋ねた。

トランプは答えた。「彼らは野獣です」

「彼らは病んだ人々です。民主党には立派な人々もいます。民主党員には立派な人々がいます。我々の国のほとんどの人々は素晴らしい。そして私は全員を代表しています」とトランプは述べた。

「ですが私は彼らのやることを見てきました。私は彼らがそこまでやるのを見てきました。『ロシア、ロシア』とでっち上げた時のことです」

他の問題について話した後、カールソンはトランプが完全に答えていない質問について再び尋ねた。

「抗議活動はうまく行きませんでした。あなたは結局選挙で勝ちました。弾劾は2度失敗しました。起訴はうまく行っていません。あなたの世論調査結果は、昨年8月にマーアラゴが家宅捜索された時に上がりました。あなたの数字は上がりました」とカールソンは述べた。

「彼らはあなたを20回起訴できても、あなたはそのせいで共和党予備選挙に負けないでしょう・・・逆効果です。ではあなたを死ぬまで刑務所に入れようとした後、次はどうするでしょうか?すると今度はあなたを殺さないといけないのでしょうか?」とカールソンは述べた。

トランプは、自身の政敵が自分の命を奪いたいと思っているのか、またそうしようとしているのかについて明確に触れなかった。

「我々の国の人々は、自分たちがどれだけ賢いかについて十分に認められていません。私はそう確信しています。10年前ならこう言っていたかわかりません。しかし彼らは分かっています」とトランプは述べた。

「彼らは完全にわかっています。起訴されると世論調査の数字は下がるものです。起訴されたら、『皆様、私は家族と過ごし、このことについて生涯を掛けて戦うために退場します』と発表するものです。しかし私は4回起訴されました。全てが些細でくだらない、ばかげたことです」

2.「内戦へと向かっているか」

(以下略)

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