ドナルド・トランプNEWS

トランプのアカウント停止に内部の反対もあったことが新たな「ツイッターファイル」で明らかに

<引用元:JustTheNews 2022.12.12

12日に公開された新たな「ツイッターファイル」によると、1月6日の暴動直後、トランプ大統領のアカウントを停止するというツイッターの決断は内部の反対を引き起こしていた。

ツイッターは、暴動が起こるまでトランプをブロックするという要求に抵抗していた。トランプ批判者はその日の集会中での演説でトランプが、少なくともある程度は、暴動に拍車を掛けたと主張している。

12日に公開された第5弾のファイルは、ジャーナリストのバリ・ワイスが取り扱った。ファイルは億万長者の起業家イーロン・マスクによるツイッターの買収後、およそ2週間にわたって公開されてきた。

新たに公開された内部のメッセージによると、「もしかすると私は中国出身だから、検閲がいかに国民の会話を失わせるのかを深く理解していると思います」と、ある社員は1月7日に述べた。

別の社員はこう答えた:「政府による・・・検閲は、政府の・・・検閲とは非常に異なるということを理解するのが重要だ」

全体としては、ツイッター社員のほとんどが、トランプはもっと以前にツイッターから排除されるべきだったと考えていた。

ツイッターの安全チームは、1月6日後のトランプの2件のツイートがルールに違反していないと判断したが、それでもトランプはアカウントを停止された。

トランプは、永久アカウント停止の危機に直面する前、2021年1月8日に1つの投稿を残していた。

その日トランプはこう投稿した。「私とアメリカファースト、そして『アメリカを再び偉大に』に投票してくれた7千5百万人の偉大なアメリカの愛国者は、今後もずっと巨大な発言権を持つでしょう。どのような方法でも、形でも、軽蔑されることもなければ不公平に扱われることもありません!!!」

トランプは簡潔にこう付け加えた。「質問した人全員へ、私は1月20日の大統領就任式には行きません」

ツイッターの法務・ポリシー・信用責任者だったビジャヤ・ガッデは、ワイスが公開したメッセージの中で、トランプの言う「アメリカの愛国者」は「表面上はルール違反ではない」と認めたが、「将来の暴力への暗号化された扇動として使用される」と述べた。

ツイッターの「スケールド・エンフォースメント・チーム」メンバーは、トランプの1月8日のツイートを審査し、「クライストチャーチの銃撃犯やヒトラーに相当する、暴力・死の原因となるテロリストグループのリーダーとみなす」ようになったことがメッセージから判明している。

多くのツイッター社員はトランプのアカウント停止を歓迎したが、フランスのエマニュエル・マクロン大統領やドイツのアンゲラ・メルケル首相のような世界の指導者から非難を受けた。

ツイッターはまだ、ツイートでイスラエルを「排除して根絶すべき・・・悪性腫瘍」と呼びながらまだツイッターを利用できる状態にあるイランのアリー・ハメネイ師のような独裁者を、アカウント停止にする措置を講じていない。

ツイッターファイルの公開は、2020年に当時大統領候補だったジョー・バイデンの息子、ハンター・バイデンについてのニューヨーク・ポストの記事をツイッターが抑え込んだことを、記者のマット・タイービが暴露した今月初めから始まった。

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