<引用元:FOXニュース 2022.1.2>
ドナルド・トランプ前大統領は、昨年同様の政治的な立場で新年を迎える―間違いなく共和党で最も人気が高く有力な政治家として、だ。
次の大統領選挙の開始の合図まで残すところ10カ月余りとなる中、トランプは依然として2024年の共和党大統領候補に向けた圧倒的最有力者となっている。
ロイター・イプソスによる最新の全米世論調査が12月半ばに実施され数日前に公開された。調査対象の共和党の54パーセントは2024年の共和党の旗頭として前大統領を支持すると答えた。
他の2人の競争相手―フロリダ州のロン・デサンティス知事とマイク・ペンス元副大統領―は、それぞれ11パーセント・8パーセントの支持で1位に大きな差をつけられて2位・3位となった。
トランプは2021年に繰り返し大統領選再出馬のそぶりを見せた。
「私は確かに検討している」とトランプは11月のインタビューでFOXニュースに語った。
「率直にいって、決断には多くの人がとても満足するだろうと思う」と前大統領は続けて述べ、そうした決断が2022年の中間選挙後に発表されることを示唆した。
ロイター・イプソス世論調査は、2024年の共和党候補者レースについての他の世論調査結果と一致している。最近の世論調査の平均ではトランプが52パーセントの支持を受けており、他の有力共和党大統領候補に抜きん出ている。
だが注目すべき点がある。こうした世論調査でトランプが獲得している候補者としての支持は共和党有権者の中での総合的な評価より20-30ポイントも低い。ロイター・イプソス調査での共和党の中でのトランプの支持率は82パーセントだった。
もう1つの2024年の先行指標は資金集めである―トランプが2021年に圧倒していた分野だ。
(以下略)