ドナルド・トランプNEWS

スティール文書情報源のロシア人アナリストを、FBIに対する再三の虚偽供述で訴追

<引用元:JustTheNews 2021.11.4

ジョン・ダーラム特別検察官は4日、ドナルド・トランプの大統領としての立場に不当に汚名を着せたロシア共謀捜査中FBIに虚偽供述を繰り返した容疑で、現在では信憑性を失ったスティール文書の主要情報源を訴追する連邦大陪審の起訴状を公開した。

39ページの起訴状では、ロシア人アナリストのイゴール・ダンシェンコが、自身のロシア政府当局者および民主党関連のPR会社幹部との接触についてFBIを欺いたとされている。嘘は、FBIの捜査と、トランプ陣営と顧問の1人を対象とする令状獲得のためにFBIが行った外国情報監視裁判所への説明に著しく影響を与えたとされている。

「ダンシェンコの嘘は全てがFBIにとって重要だったが、それは特に次の理由による。(1)トランプ陣営に対するFBIの捜査はおもに、顧問1に対するFISA令状取得のためのカンパニーレポートに依存していた。(2)FBIは最終的に、ダンシェンコの二次情報源の信頼性を含め、カンパニーレポートで得られた疑惑を捜査して裏付けようという試みに多くの資源をつぎ込んだ。そして、(3)カンパニーレポートは、ダンシェンコによる報告書のために集められた情報同様、FBIの捜査上の判断とFBIが関連する期間の間ずっと外国情報監視裁判所に対して行った宣誓説明に影響を及ぼした。」というのが起訴内容だった。

起訴状全文はこちらで読むことができる。

gov.uscourts.vaed_.515692.1.0 (1).pdf

起訴状の中で、ダンシェンコは民主党関連のPR会社幹部から得た情報を文書に入れ込み、それについてFBIに伝えなかったとされている。

起訴状には次のようにあった。「ダンシェンコは、カンパニーレポート中のいかなる主張についても、特定の米国に住む人物と連絡を取ったことはないと虚偽の供述を行った―それは長年民主党の政治に関わった人物であり、当時米国のPR会社の役員だった」「実際に、そしてダンシェンコが知っているように、ダンシェンコはカンパニーレポート中の1つ以上の疑惑の情報を匿名でPR会社役員Iから得ていた」

「PR会社役員Iのカンパニーレポートに対する情報提供者としての立場が、それらの報告書に対するFBIの評価に極めて関係が深く重要である理由は、PR会社役員Iがカンパニーレポートで名前の挙げられ記載されている多数の人物と以前から継続中の関係を維持し」、「民主党の政治に歴史的で継続中の関与を維持していたためであり、それがPR会社役員Iの情報源としての信頼性、動機、そして政治的な偏向に関係するためである」とも起訴状にはあった。

また起訴状は、ヒラリー・クリントン陣営の法律事務所のために文書を執筆した元MI-6諜報員、クリストファー・スティールに対してさらに不評を与えている。スティールは最近自身の行いを弁護したが、起訴状は彼に情報提供した主要な情報源が繰り返し嘘をついていたことを明らかにしている。

ダンシェンコは4日朝連邦当局に逮捕されており、裁判所に出頭する予定だ。

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