<引用元:ワシントン・エグザミナー 2021.9.23>
ジョー・バイデン大統領が大統領執務室の鍵を得てからわずか274日で、過半数の人々はバイデンを退場させ、ドナルド・トランプ前大統領に復帰して欲しいと考えているようだ。
驚くべき転換として、有権者と思われる人々は現在、大統領選挙をやり直したとしたらバイデンやカマラ・ハリス副大統領よりもトランプを選ぶと答えた。しかも大差で。
今朝公開が予定されるラスムセン・レポートの最新世論調査によると、トランプ対バイデンの選挙となった場合、トランプは51パーセント対41パーセントで勝利する。無党派有権者は圧倒的に、20パーセントの差で、現職より共和党の前大統領を選ぶと答えた。
ハリスに対しては、トランプは52パーセント対39パーセントで勝利する。
民主党の5人に1人もトランプに投票する。
世論調査は、バイデンが完全に失敗したことを示す十数の調査の中で最新の結果だ。米軍と外交官がアフガニスタンから悲惨な撤退を行い、米・メキシコ国境からの不法移民が急増してから多くの調査で支持率が低下した。
他の調査では、バイデンが再選を目指せるほど長期間職務を続ける能力があるかどうかについて、人々の懸念が増大していることも明らかになった。
同時に、有権者はトランプ復帰になかなか共感を持つにいたっていない。だがそれも終わりのようだ。
ラスムセンの調査では、トランプ再出馬を望む有権者のほうが多いことが分かった。48パーセント対44パーセントの差で、有権者は2024年の出馬は良い考えだと回答した。
トランプは、今週末ジョージアでの集会を開く予定だが、再出馬をほのめかしており、トップの顧問らも2024年出馬は確実だと示唆している。
その世論調査では有権者がトランプに再び共感を寄せた理由が示されていない。だが他の調査では、特にマクラフリン&アソシエイツの物がそうだが、有権者がトランプのリーダーシップ・スタイルの復帰を求めていることが分かっている。
例えば、トランプの「好戦的で、物議を醸す」スタイルについて質問された時、有権者は今52パーセント対44パーセントの差で「それほど悪くなかった」と考えている。
また56パーセント対40パーセントの差で、有権者はマクラフリンに対して、「トランプを高く評価するようになっており、現在トランプのタフさがもう少し必要だと思っている」と答えた。