＜引用元：FOXニュース 2021.9.16＞
連邦大陪審は、ジョン・ダーラム特別検察官が民主党弁護士・マイケル・サスマンに対して要求した起訴状を提出した。ロシア捜査でFBIに虚偽の供述をしたとして訴えるものだ。
起訴状では、サスマンが2016年にドナルド・トランプ候補（当時）とロシアとのつながりに対する捜査を強く求めた際に、クリントン陣営に雇われて働いていた事実を隠蔽したとしている。
トランプはロシア捜査の発端を捜査するためにダーラムを任命したが、5年間の出訴期限が切れるわずか数週間前の起訴となった。
サスマンは、所属する法律事務所が以前民主党全国委員会の代理を務めていたが、トランプに対する捜査を要求した際には依頼人の代理を務めていなかった、と2019年9月にFBIのジェームズ・ベーカーに話した。サスマンは不正を否定したが、ヒラリー・クリントン元国務長官の大統領選挙陣営に雇われていた事実を伏せていた。
サスマンの弁護団は、サスマンは「何も罪を犯していない」とし、彼の起訴は「司法省が本来職務を果たす際の非政治的で原則に基づいたやり方を、根拠なく、前代未聞で不当に逸脱している」と述べた。
「サスマン氏は起訴されたとしても、裁判に勝ち名誉を回復すると確信している」と彼らは述べた。