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バイデン政権スタッフですら米国人置き去りに嫌悪感:「失敗の許されないミッションに失敗」

<引用元:DailyMail 2021.9.1

ジョー・バイデンの政権内部スタッフは、アフガニスタン撤退に「ゾッとしており」、ミッションが成功したと見ておらず、米国市民が現地に取り残されていることに嫌悪感を抱いている。

ある政権高官は31日にポリティコにこう語った。「私は米国人を残していることに全く愕然としており、文字通りゾッとしている。あれはNEOに見せかけた何千人もの米国人の人質救出だったが、我々は失敗の許されないミッションに失敗した」

NEOとは非戦闘員撤退作戦のことだ。別のホワイトハウス職員は、米国人が取り残されているならミッションが完遂されたと見なすことはできないとポリティコに述べた。

政権内部からの怒りが報じられる中、共和党は、大統領がアフガニスタンのガニ元大統領との電話内容から、現地軍が崩壊しつつあることを知っていたことが明らかになったことを非難し、世論調査ではバイデンの支持率がさらに低下していることが分った。

今もカブールから出ようとしている米国市民は残っており、何千人ものアフガン人協力者が取り残されており、タリバンは公然と米国が残した武器を見せびらかしている。

31日夜、先月のバイデンの状況対応に対する広範な批判にもかかわらず、大統領はアフガニスタンからの全軍撤退を「圧倒的成功」と断言した。

「私は心から約束します。これは正しい判断であり、賢明な判断であり、アメリカにとって最善の判断だと考えています」とバイデンは31日の演説で述べた―30日午後に最後の米兵がカブールを出てから最初の演説だった。

バイデンは、撤退によってISIS-Kによるカブール空港外での自爆攻撃で、13人の兵士が8月26日に死亡することになったにもかかわらず、こうした主張を行った。

バイデンは死亡の責任は自身にあることを認めていた―撤退を取り巻く全ての出来事についても、だ。

ところが大統領は開き直った声明で公然と、アフガニスタンでの作戦は「最高に秩序あるやり方で」完了したと述べた。バイデンは特に、もっと早く避難を始めるべきだったという批判に断固とした態度を示し、そうした意見に「謹んで反対する」と主張した。

大統領は、8月31日の期限までに全米軍をアフガニスタンから撤退するという決定に全力で取り組むと繰り返し、20年にわたる戦争を5人目の大統領に引き継がせたくないと主張した。

「アフガニスタンに関するこの決定はアフガニスタンだけのことではない。他国の再建のために大規模な軍事作戦を行う時代が終わったということだ」とバイデンは31日に述べた。

共和党と民主党は同様に、特に大統領が8月末までに撤退するというタリバンとの約束を果たせるように、少なくとも100人の米国市民が取り残されてから、バイデンの軍撤退の対応に反対を表明している。

世論調査から、米国有権者も大統領に背を向けていることが分っており、先週支持率が過去最低の47パーセントに低下した。

1日に発表されたモーニングコンサルト・ポリティコ世論調査では、バイデンのアフガン撤退対応を支持したのは有権者のわずか10人に3人であり、61パーセントもの人が戦争終結の遂行に対して不支持ということが分かった。

(以下略)

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