<引用元:ニューヨーク・ポスト 2021.4.22>
ニューヨーカーにコロナウイルス対策のため気を引き締めてワクチンを受けるよう促す本紙の訴えは、ドナルド・トランプから大きく賛同されている。前大統領は、市が立ち直ってフル稼働できるようにより多くの人に予防接種を受けてもらう運動に同調している。
トランプは22日にこう語った。「私は全面的にワクチンに賛成です。それは偉大な業績の1つであり真の奇跡ですが、米国に限ったことではありません。我々は世界中で何千万人もの人命を救っています。それぞれの国全体を救っています」
本紙のコラムニストであるマイケル・グッドウィンとの電話で、トランプは自身が最初の接種を1月にホワイトハウスを去る前に受けたと述べ、現在住んでいるフロリダで2度目を受けたと述べた。前ファースト・レディのメラニア・トランプもワクチンを受けており、どちらも副作用はなかった。
「少しの腕の痛みもない。非常に驚くべき物だ」とトランプは述べた。
トランプが今もオペレーション・ワープスピードを誇りに思うのは当然であり、彼が指揮したそのプログラムによって、ワクチンの研究、開発、そして臨床試験の期間が劇的に短縮された。これまでのワクチンは5年未満で市場に出たことがなかったが、このワクチンは開始から完了までが約9カ月だった。最初のワクチンは12月中旬に各州に出荷された。
トランプと後任のジョー・バイデンは他のことではあまり意見が一致しないが、どちらもワクチンが命を救うと考えている。
「ワクチンがなければ、ちょうど1918年のスペイン風邪のようになっていたでしょう」とトランプは、全世界で1億人の命を奪ったパンデミックのことを話した。
世界で約1億4100万人がCOVID-19に感染し、300万人以上が死亡している。
死亡者のうち約57万人は米国でのものだ。
「ワクチンは素晴らしい物であり人々はそれを利用すべきです」とトランプは話し、すぐに「誰も強制されるべきではなく、我々には自由があります。ですが私はそれが本当に命を救う物なので強く勧めます」と付け加えた。