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グリーンウォルド:ニューヨーク・ポストのハンター・バイデン報道をメディアは国民から「隠蔽した」

<引用元:ニューヨーク・ポスト 2020.12.10

ピューリッツァー賞ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドは10日、ニューヨーク・ポストが暴露したジョー・バイデン元副大統領の息子による不正疑惑は、他の大部分のメディアとビッグテック(巨大IT企業)によって「選挙を前に隠蔽された」と述べた。

オンラインで自ら公開したコラムの中で、グリーンウォルドは、ハンター・バイデンのノートPCにあったメールに、中国最大の民間エネルギー企業の、早々に姿を消した会長との収益の大きい取引に向けた計画があったことを暴露した本紙の記事を具体的に引用した。

またグリーンウォルドは、本紙が暴露したメールは、当時大統領候補だったバイデン氏が息子の外国での商取引に関して知っていたことについて「重大な疑問」を提起したとも述べた。

「ハンター・バイデンの中国での活動に関するこうした極めて重要な事実と疑問の全ては、シリコンバレー(主要プラットフォームで記事が話題にされ、シェアされることを彼らが完全に妨げた)、そして情報機関と提携する大部分の米国メディアによって、有権者からほとんど隠蔽された」とグリーンウォルドはSubstack(有料メルマガサービス)に書いた。

グリーンウォルド―共同創設したメディアのインターセプト(The Intercept)が、バイデンと息子のメールに関して自身が書いた記事を「検閲」したと主張して同社を退社した―は、一部の報道機関はハンター・バイデンについて、彼が脱税容疑で捜査を受けていることを9日に認めて初めて積極的に報道し始めたとも指摘した。

グリーンウォルドは、ハンターがCEFCチャイナ・エナジーの葉簡明元会長から2.8カラットのダイアモンドを贈られたことを捜査員が調査したというCNNの報道や、捜査はハンターが表明したより「広範に及んでいる」としたポリティコの報道を引用した。

「こうした話題の全ては、情報機関とシリコンバレーに協力する米国メディアの大部分が選挙の前に隠蔽したものだ」とグリーンウォルドは書いた。

グリーンウォルド―国家安全保障局による秘密監視を暴露するためにエドワード・スノーデンと協力して、ガーディアンUSが2014年ピューリッツァー賞を受賞するのを助けた人物―は、ニューヨーク・タイムズは、ジョー・バイデンの陣営がニューヨーク・ポストの記事を非難した際、同紙が「根拠となった(ノート型パソコンの)ファイルの信憑性に異議を唱えなかった」と報じたと指摘した。

またグリーンウォルドは、「米国メディアとシリコンバレー巨大企業の多く」が、トランプ大統領を打倒するという「包括的な目標」を持っていたので、メールを「ロシアのインテリジェンス工作」の一環として片付けてしまうため「CIAのプロの嘘つき」と協力したのだと非難した。

「それがこうした報道機関の取った選択だ」と彼は書いた。

「彼らは求めていた選挙結果を得た。だが彼らとその名声とレガシーは、この選択を甘受していくしかない」

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