<引用元:FOXニュース 2020.10.14>
ツイッターのジャック・ドーシーCEOは、ツイッターが14日、ハンター・バイデンに対して批判的なニューヨーク・ポストの記事の拡散をブロックするために取った措置をめぐる論争に目を向け、「受け入れがたい」と述べた。
「@nypost記事についての措置をめぐる我々のコミュニケーションは、いまいちだった。そして、ブロックしている理由に関する背景なしに、ツイートやDMによるURLシェアをブロックすること:受け入れがたい」と彼はツイートした。
また、同じツイッターのスレッドで、同社が特定のユーザーの政治的理念を理由に彼らのオンラインでの影響を抑え込もうとして、彼らをシャドー・バンしているのか、とデイブ・ルービンから質問を受けたが、ドーシーは「No」とだけ返信した。
ツイッターはその日の朝、FOXニュースが記事について問い合わせた後、事件に関する声明を発表していた。
巨大技術企業は、同社の「ハッキングされた素材に関するポリシー」によって、記事に対する措置を講じたのだと主張した。
「我々のURLブロックに対するアプローチに加え、我々は、ハッキングされた素材に関するポリシーに沿って、ツイッター上で問題になっている素材へのリンクやイメージをブロックする措置を取っている」と広報担当者は述べた。
FOXニュースは、「動かぬ証拠のメールによって、ハンター・バイデンがウクライナのビジネスマンに副大統領の父を紹介したことが暴露される」と題した記事を、複数回別のユーザーにダイレクトメッセージで送ろうとしたが、ずっと同じエラーメッセージが表示され続けた。
記事は、FOXニュースはまだ独自に確認できていないが、ハンターが父であるジョーを、エネルギー企業のブリスマホールディングスの役員に紹介していたことを示すメールを入手したとも主張していた。その後1年足らずで、ウクライナの検察長官が事件を調査したことで解任された。
14日の午後、ニューヨーク・ポストの経済記者であるノア・マンスカーは、同紙の公式ツイッターアカウントが、「ハッキングされた」とされる情報を根拠としたバイデンの記事のためにロックされたと述べた。
(略)
ドーシーのコメントのニュースが出る前、ケン・バック下院議員(共和党、コロラド)は、司法省に書簡を送り、ツイッターとフェイスブックの両方が採用する検閲の手口に対して調査を求めた。フェイスブックも、記事には事実確認が必要だとほのめかし、記事のリーチを制限する措置を取っていた。
同議員はまた、政治的な発言に対する扱いと、修正第1条を無視した態度について繰り返し不満を示した後、巨大IT企業が持つ起訴免除を無効にすることを提案した。
(以下略)