<引用元:デイリー・コーラー 2020.8.19>
19日に出た報告書によると、武漢の中国当局者はコロナウイルスが急速に拡大しているにもかかわらず、ウイルスに関する重要な情報を国の中央政府に知らせなかった。
ニューヨーク・タイムズによると、調査結果はCIAと他の米情報機関の一致した見解を示すものであり、6月に最初に出回った内部報告にあったものだ。報告書のことに詳しい匿名の米国当局者を根拠としている。武漢はコロナウイルス感染拡大の爆心地だった。
インテリジェンス報告書では、北京の中国共産党幹部が武漢からのデータをさらに収拾しようとしながら、世界と世界保健機関(WHO)にコロナウイルス情報を公表しなかったと断言している、と同紙は報じた。
WHOは3月にコロナウイルスをパンデミックに分類し、トランプはCOVID-19が世界中に拡大する中数日後に国家非常事態を宣言した。ウォールストリート・ジャーナルによると、ウイルス感染拡大は2019年の10月か11月にまで遡ることができる。
ニューヨーク・タイムズによると、報告書は、中国の指導者が情報を伏せたことが一つにはコロナウイルス拡大の原因となったという証拠を増すものだ。
2月にウイルスが拡大する中で中国政府が数週間早く対応していれば、感染者数は95パーセント削減されていた可能性があることが、サウサンプトン大学の研究で3月に分かった。アクシオスがまとめた時系列によると、中国政府は隣国で感染者が報告される中で対応に手間取ったことが判明している。