＜引用元：FOXビジネス 2020.8.17＞
トランプ大統領は17日、中国への国の依存を削減する計画の一環として、米国に製造を戻す企業に政権が新たな報奨を提供すると約束した。
「我々は中国から米国に雇用を戻す企業に税額控除を設け、米国を離れて海外で雇用を生み出す企業に関税を課す」とトランプは、ミネソタ州マンケートの遊説先で述べた。
大統領は、自身が11月に民主党の挑戦者となることが確実なジョー・バイデンを破れば、政権は「さらなる減税」と規制撤廃を行うと述べた。また、自身の経済計画によって今後10カ月で1,000万人の雇用を生み出すと支持者に語った。
トランプは、パンデミック初期での不足を受けて、「重要な薬品と備品を米国のまさにこの場所で作る」という約束を繰り返し述べた。
「ミネソタ州の労働者の助けによって、我々は世界で首位の医療品・薬品製造者となる」とトランプは語った。
トランプはどの産業が「重要」と見なされるのか明確に説明せず、それ以上詳細を述べなかった。バイデン、その副大統領候補のカマラ・ハリス、そして党の他の主要なメンバーが、17日夜にウィスコンシン州でほとんどが仮想の民主党全国大会の準備をする中での演説だった。
トランプは17日の夜にウィスコンシン州で演説する予定だ。
大統領は経済回復の兆しを強く協調し、この3カ月で900万人の雇用が増加したことや、小売りと自動車の売り上げが急上昇したことに触れた。バイデン・ハリス政権の米国経済政策は、「株式市場を台無しにする」だろうとトランプは警告した。
「私の政権は、国民の健康にとっては経済の健全性も不可欠だということを理解している」とトランプは続けた。