＜引用元：ニューヨーク・ポスト 2020.8.12＞
（ワシントン）トランプ大統領は12日、「Antifa.com」をジョー・バイデンの選挙運動ページに誘導するいたずらがあった後、ジョー・バイデンに急進極左団体のアンティファを非難するよう求めた。
大統領はその混乱―バイデンがデラウェアでカマラ・ハリスを副大統領候補として発表した日にタイミングを合わせたものと見られる―と、対立候補者がアンティファをテロ組織として非難する必要があるかどうかに関して質問された。
「彼らはそうすべきだ。そうすることを恐れていると思う。私の意見では、（アンティファは）事実上彼らの選挙運動の一部だ」とトランプは主張した。
「民主党は『えー、何のことかよく分からない』とでも言うように振る舞っている。ポートランドを見てみなさい。どこでも好きな所を見てみなさい―彼らはどこにでもいる」と大統領は続けた。
過激ないわゆる「反ファシスト」団体は、全国の市民権運動につながりがあり、司法省はアンティファが暴力を増幅させるための組織的な取り組みを行ったという証拠を掴んでいる。
ウィリアム・バー司法長官は、団体がジョージ・フロイドが白人警官の手で死亡したことをめぐり、自分達の目標を促進するためにデモを乗っ取った証拠があると述べた。
ところがジェリー・ナドラー（民主党、ニューヨーク）のような有名な民主党議員は、ポートランドでのアンティファ主導による暴力の証拠は虚構だと主張した。
トランプ大統領はアンティファをテロ組織として指定しようとしてきた。