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史上初:トランプの下、国家安全保障会議幹部の半分が女性に

<引用元:フェデラリスト 2020.6.10>マデリン・オズバーン著

歴史上初めて、国家安全保障会議の最高幹部の半数が女性となった。24の理事会のうち12は現在女性が主導しており、それには世界を対象とする6つの地域理事会の中の3つも含まれる。

ホワイトハウスの記者団はその事実に気づいておらず、前政権で義務付けられていたようにバニティーフェアはまだアニー・リーボヴィッツに写真撮影会を行わせていないが、ホワイトハウスの女性は史上初のことに気付き高く評価した。

「トランプ大統領は、米国と全世界で女性の地位向上に対する約束を実証しており、あらゆる背景の女性を高める成長志向で家族主義の議題を実践している。トランプ政権のいたるところで女性が先導していることは決して驚くことではなく、例えば国家安全保障会議では歴史上で最も女性リーダーが多い」と大統領顧問のイバンカ・トランプは語った。

国家安全保障会議には機能的・地域的理事会の両方がある。機能的理事会は国際機関、国境安全、COVID対策のような課題に取り組み、現在そのうち3つを全て女性が主導する。世界―アフリカ、アジア、南アジア―を対象とする6つの地域理事会の3つは女性が主導している。

昨年ロバート・オブライエン国家安全保障担当補佐官は、再編を行い会議の規模を縮小するという計画を発表した。大統領に国家安全保障と外交の助言を行う会議のことだ。会議の政策スタッフはキューバミサイル危機の際の12人から、オバマ政権では200人を超えるまで膨らんだ。オブライエンは、会議の「適切な規模」はジョージ・H・W・ブッシュ政権のブレント・スコウクロフトとジョージ・W・ブッシュ政権のコンドリーザ・ライスが主導していた際の規模だと述べた。

ライスは2001年に女性として初めて国家安全保障担当補佐官に任命された。その後アフリカ系米国人女性として初めて国務長官となった。

「トランプ大統領の指導の下、我々はこれまで9カ月をかけてNSCを無駄のない効率的な諮問機関として適切な規模と役割に復帰させてきた。またそれを実現できたのは、NSCに何名かの歴史上最も強力な指導者がいるからであり、史上初めてのこととしてその半数は女性だ」とオブライエンは語った。

合理化されたNSCは国家安全保障コミュニティの中で称賛を受けた。「国のための委員会に勝利を得ることに焦点を絞ったひときわ有能な人物がいる」と、ハドソン研究所の安全保障学者であるレベッカ・ハインリッヒは述べ、「なかなか解決しない問題に対する試みを再考する意欲と、長い間延び延びになったことを行うだけの度胸」に言及した。

トランプは長い間、女性の指導力と助言を頼りにしてきた、とホワイトハウスはしている。上級顧問の中の3名、そして首席報道官は女性であり、これまでに報道官に任命されたわずか3人の母親は全てトランプが任命した。トランプに批判的な2016年の記事の中でさえ、ニューヨーク・タイムズの記者は、トランプは自分の会社の最高の地位に複数の女性を昇進させたとして、「当時の大手不動産開発業者としては大胆な行動」だと書いた

女性のNSC幹部には間違いなく最も重要な人物がいる。デボラ・バークス博士は、コロナウイルス対策の責任者を務める医師であり外交官だ。2月にオブライエンは彼女をNSCに任命し、彼女はそこで国務省からの詳細に関する仕事をしている。

(以下略)

マデリン・オズバーンはフェデラリストの編集員であり、「フェデラリスト・ラジオ・アワー」のプロデューサーである。

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