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バー司法長官がロシア事件でオバマ捜査を拒否したことに「驚いた」、とトランプ

<引用元:ニューヨーク・ポスト 2020.5.18

トランプ大統領は18日、ウィリアム・バー司法長官がオバマ元大統領に対する犯罪捜査に水を差したことに「驚いた」と述べ、「私に対するものだったら、そうなっていただろう」と報道陣に語った。

バー長官が18日朝、ロシア問題の発端に対する現在の捜査はオバマやジョー・バイデン元副大統領の頭の皮を剥ぐことにつながるものではなく、「報復」となるべきではないと述べたことに対して、大統領はコメントを求められた。

「私に対するものだったら、そうなっていただろう」とトランプはホワイトハウスで、前任者に対する司法省の犯罪捜査について記者団に語った。

「私は何が起きているかを全てオバマが知っていたことに驚いている。オバマとバイデンはそのことを知っていたと思う。彼らはその場に参加していた。だからその声明には驚いている。私は驚いている」とトランプは続けた。

バーは18日、FBIの悪意を持ったロシア捜査に対する現在の再検証が、オバマや民主党の大統領指名候補者のバイデンに対する刑事責任につながる可能性があるか質問された時、警告を発した。

「権力の乱用全てが、どれほど言語道断なものであっても、必ずしも連邦法犯罪であるとは言えない」とバーは語った。

オバマと大統領指名確実候補者のバイデンはどちらも、2016年の大統領選におけるロシア干渉に対するFBI捜査の発端で果たした役割をめぐり、これまで以上に厳しい目を向けられている。

トランプは先週、繰り返しそのことを「オバマゲート」と呼び、2016年の選挙陣営に対するロシア疑惑捜査に関してオバマに証言をさせるよう上院司法委員会に強く促した。

トランプは、自身は「口を挟まない」と約束してから、オバマとバイデンは罪を犯したと「確信」していると記者団に語った。

「彼らはこのでっち上げ、政治スキャンダルに関与していたと私は確信している。犯罪かどうかに関しては、非常に深刻なものだと思う。この大統領排除の取り組みだ。私は違法な排除の取り組みだったと思う」

「私が口を挟まないでいる必要はないが、口を挟まないでおこう。私は彼らが関与してたと確信している。こうした偽の捜査で彼らがこの国に対して行ったこと、このモラー捜査は時間の無駄だった。彼らが捕まったらとても大きな代償を払うべきだ」

コネチカット州のジョン・ダーラム米国連邦検事の再検証では、ロシア疑惑捜査の発端を調査しており、刑事告訴が行われる恐れがあると、バー長官は18日に述べた。

大統領は、オバマが学位授与式のスピーチでトランプのコロナウイルス対応での指導力を嘲笑した後もオバマを批判していたようであり、「オバマは自分の置かれた立場を分かっていないと思う。いろんな意味で」と語っていた。

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