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中国は新型コロナの賠償をすべき:ピーター・ナバロ

<引用元:FOXビジネス 2020.5.15

ホワイトハウス通商担当補佐官は、中国に責任を取らせるためには超党派の取り組みが必要だと考える

ホワイトハウスのピーター・ナバロ通商担当補佐官は、FOXビジネスの番組「WSJ at Large」で、中国は米国で犠牲者を出したコロナウイルス拡大で果たした役割に対して賠償すべきだと話した。

「国家的判断が必要だと思う・・・それは超党派でなければならない・・・世界にこのパンデミックを負わせた国による補償的損害賠償に関する話しだ」とナバロは語った。

ナバロは、ウイルス発生が米国に与えた財政負担は驚異的な額に上っていると主張した。

彼はこう説明した。「まず財政金額政策のために我々がすでに支出した10兆ドル近いもの。直接経済に与えた全ての損害。次に・・・失われた米国人の命とそれにふさわしい価値だ。もっとも命に本当に正確な価値を付けることなどできないが。それは何兆ドルにもなる」

FOXビジネスのジェリー・ベーカーはナバロに、米国が中国にどのようにしてそのような巨額の賠償に応じさせることができるか質問した。

「それを決めるのは私の権限ではないが、重要な質問だ。私は単にこの危機、そしてこの危機全体を事実上作り上げることに果たした中国の役割の話をしているだけであり、国家的判断が必要だということだ」とナバロは答えた。

またナバロは、中国が初期にウイルスの危険性を知っていながら、故意に輸出されることを許したことは疑問の余地がないという衝撃的な告発も行った。

「それは事実だ。議論の余地もない。まだ未解決な疑問は、P4研究所から出たものであるのか、ウイルス兵器にするために遺伝子組み換えされたのかという点だけだ。さて、ウイルス兵器の問題については、感情的な議論となることは明白だ。だが私が言えることは、このウイルスが非常に危険になった理由は、無症状の拡大を引き起こすからだ。つまり、症状のない人たちが実際にウイルスを拡散する可能性がある。それは極めて異常だ」とナバロは主張した。

将来に目を向けると、ナバロは米国人がこの危機から学ぶべき重要な教訓の1つは、米国企業が海外での生産を止めて労働を復帰する必要がある、ということだと考えている。

「ここで大きな解決策の1つは、米国製品購入運動であるとか規制緩和によって、サプライチェーンと生産を自国に復帰することだ。そうしたことによってここに生産拠点を持つことがもっと容易になるからだ」とナバロは述べた。

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