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中国の影響力に対抗することを目指し、WHO会議に台湾を出席させる試案検討

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<引用元:FOXニュース 2020.5.4

トランプ政権が、台湾をWHOの会議に出席させる試案を検討していることをFOXニュースはつかんだ。中国に対抗し、「中国中心すぎる」ことに対してWHOを罰するための努力の一環だ。

さらに政権の国家安全保障チームは、新たな国際保健機関―米国の影響力がもっと強いもの―を作ることも幅広い選択肢の中で検討している

トランプ大統領が先月、本格的なパンデミックとなる前に中国がコロナウイルスの深刻度を軽視するのを助けたという訴えの中、WHOへの拠出金を全面的に停止すると発表してからの動きである。

WHOでの中国の影響力に反撃しようという圧力には、「政府全体」が関わっていると、FOXニュースは聞かされている。

ここ数日の間で、国務省と国際連合アメリカ合衆国政府代表部の両者は、台湾がWHOのような国際機関から除外されていることを非難するツイートをした。そこでは親台湾のハッシュタグを使用して台湾を含めることを強く求めていた。

#Taiwan#Covid19との戦いに素晴らしい専門知識を提供できるように、次の世界保健総会に参加できるよう#TweetforTaiwanに参加してください。世界はこの戦いで台湾を必要としています! @WHOに台湾の声を聞くべき時だと伝えてください」と国務省はツイートした。

ホワイトハウスはすでに、台湾にWHOのオブザーバー資格を与えようというこの要求の一環として、オーストラリアから支持を受けており、現在ドイツ、フランス、イギリスからの支持を求めているところだという話だ。

ある消息筋は、台湾をWHOの会議に出席させる動きは中国に対する挑発的行為となると説明した。中国共産党は台湾を独立国と見なしていないためだ。台湾をWHOの会議に出席させることは、台湾を後押しすることになる、と消息筋は述べた。

3月にWHOのテドロス事務局長の側近は、WHOが台湾の加盟を検討するか質問された―質問は無視され、気まずいインタビューのビデオとなった。

その後、WHOの報道官はFOXニュースにこう話した。「WHOが常に焦点を当てているのは、世界の全ての地域が確実に、そこにいる人々の健康を管理するために必要な情報を得られるようにすることだ。最近のインタビューで、中国に対する国際共同任務を指揮したWHO職員は、台湾のCOVID-19拡大対応に関する質問に答えなかった」

報道官はこう続けた。「WHOの台湾加盟に関する質問は、WHO加盟国が責任を負うものであり、WHO職員が負うものではない。しかしながら、WHOは台湾の医療専門家も含めて、現在のコロナウイルスパンデミックに直面する全ての保健機関と緊密に協力している」

トランプは3日のFOXニュース仮想タウンホールの中で、WHOは「最悪の状態だった」と述べた。

「WHOがやったこと、彼らはことごとく失敗した」とトランプは語り、新型コロナウイルスに関する「間違った」情報を伝えたとWHOを非難し、「中国中心」だと呼んだ。

一方で、政権の国家安全保障チームが、WHOに責任を取らせるための幅広い選択肢を検討しており、それには代替組織の設置の可能性も含まれることをFOXニュースは知った。

消息筋は、ここ数週間のうちホワイトハウスは国務省、USAID(国際開発庁)、国連米国政府代表部に対して、「WHO資金を転用する他の保険組織を探す」ように指示したとFOXニュースに語った。

だが国家安全保障関連の消息筋は、米国の影響力がもっと強い、全く新しい国際保健機関はどうかとも検討しているとFOXニュースに語った。

(以下略)

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