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トランプを推薦した民主党議員が民主党から「嫌がらせ」受け辞任へ

<引用元:デイリー・コーラー 2020.4.22

民主党ジョージア州下院のバーノン・ジョーンズ議員は、ドナルド・トランプ大統領の再選を推薦したことを受けて党から非難と嫌がらせを受けたことを挙げ、辞任することを発表した。

ジョーンズ議員は、4月初めに州の民主党議員として初めてトランプを推薦した際、ジョージア州の政治的既成勢力に衝撃を与えた。その動きはホワイトハウスからは直ちに認識され称賛を受けたが、州に近い民主党指導者は即座にジョーンズを否認し、辞任させるよう努めることを約束した。

党からの反発は余りにも強く、ジョーンズはジョージア州下院第91地区議員を辞職すると述べた。

「党よりも国を先立たせたことで自分と家族が民主党から非難され、嫌がらせを受けることにうんざりしている」とジョーンズは22日発表の声明で述べた。声明はアトランタ・ジャーナル・コンスティテューション紙が最初に入手したものだ。

ジョーンズは辞任発表の中でこう続けた。「私は自立した思想家であることを誇りに思う。私は民主党が、自立して保守的な黒人に対する偏見を断つのを手助けするつもりだ」

ジョーンズは4月14日に初めてトランプを推薦した際、大統領の経済に対する対応、歴史的黒人大学に対する支持、そして刑事司法改革のための新たな取り組みを挙げた。こうした課題全てのために、トランプ陣営に引きつけられたのだと彼は述べた。

ジョーンズはジョージア州議会下院第91地区の議員である―民主党が圧倒的多数を占めるアトランタ南部郊外のマイノリティーが大部分を占める区域だ。ジョージア州下院議員になる前、ジョーンズはディカーブ郡CEOを務め、1993年から2001年までジョージア州下院議員を務めた。

造反した民主党議員による推薦は同僚から歓迎されなかった。

「バーノン・ジョーンズは民主党の恥であり、我々の価値観を代表していない。彼は黒人アメリカ人を徹底的に攻撃した人種差別主義者の大統領を支持することを選んだ・・・我々の障害で最も重要な選挙の中で」と、ジョージア州民主党議長のニケマ・ウィリアムズは事前に準備していた声明の中で述べた。

ジョーンズの推薦の直後、「フェア・ファイト」―落選した元知事候補者で恋愛小説家のステイシー・エイブラムスが立ち上げた団体―は、ジョーンズの民主党対抗候補者、ロンダ・テイラーを支持すると発表した。

22日のジョーンズの発表では、人種差別的政策を制定したのはトランプのライバルとなるジョー・バイデン元副大統領だと示唆した。

「私は黒人を牢獄から解放した白人(ドナルド・J・トランプ)を推薦し、彼らは黒人を牢獄に入れた白人(ジョー・バイデン)を推薦した」とジョーンズは述べた。

同議員は辞任すると述べたが、民主党は離党せず、「彼らの黒人の扱いに責任を取らせ、偏狭さを一掃する」ために残りたいと希望していると述べた。

「私は今後も国民のために教育を行い戦うことに油断なく目を光らせているつもりだ」とジョーンズは語った。

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