ドナルド・トランプNEWS

ポリティコはフロリダの共和党員襲撃を無視し、共和党の「復讐」に遺憾表す

<引用元:ワシントン・エグザミナー 2020.2.12>ベケット・アダムス氏による論説

反トランプ活動家が先週末、故意に共和党有権者登録テントにバンで突っ込み、危うく6人の共和党ボランティアを殺すところだった。だが驚くべきことに、ポリティコは州の共和党が(選挙での)報復を誓うまで、共和党員に対するこのもう少しで命を奪う恐れのあった政治的動機による襲撃の話に触れなかった。

「共和党が、ボランティアが危うくバンに引かれそうになった後、投票所での『復讐』を誓う」という見出しで2月10日の記事が出た。

記事の冒頭の段落はこうだ。

「フロリダ州とデュバル郡の共和党幹部は10日、先週末にかけて有権者登録をしていた共和党ボランティアのテントに男がバンを運転して突っ込んだ後、投票所での『復讐』を誓った。

同党職員は、グレゴリー・ティムはグループがドナルド・トランプ大統領を支持しているために彼らを狙ったのだと述べた。彼らはジャクソンビルでの記者会見中、ティムが人々をひきそうになり、ひわいなジェスチャーをし、自分の電話で事故を録画し始めた状況を説明した。彼らは党への献金を嘆願するためにイベントを利用した」

「事故はトランプのツイートを招き、共和党集会でのスローガンとなった」と記事は続けている。

時間の問題に過ぎなかった。全国メディアは自制できないのだ。

信じられないことに、2月8日の事故についてポリティコのウェブサイトではそれ以前には全く触れられていない。話に近づいたのは2月10日の記事が初めてだ。言い換えればポリティコは、共和党員に対する政治的動機の襲撃に対して共和党が反応したことに関する記事に仕立てられるまでは、バンの出来事を報じなかったということだ。

こうしたことが起こるのは周知のことだ。使い古された「共和党叩き」の策略だ。いつものことである。

こうした使い古された「右翼の反応」記事の中心にあるのは、本当の話は民主党と民主党寄り狂信者の過激な行動ではなく、むしろ右派の反応が過激な行動と言えるというような考えだ。なぜなら「本当の」話は決して、民主党職員やその仲間について十分に考慮されていないようなものではないからだ。「本当の」話は常に、右派はその瞬間を悪用しているかもしれないというものだ。問題はニュースメディアが右翼の反応の記事を書いていることではない。反応の記事が、大ニュースの出来事に対するニュースメディアの一番最初の言及となっていることが多い、ということだ。(こちらこちらを見て欲しい。)このフロリダ州での週末の襲撃の場合、ポリティコは共和党職員から「復讐」の見出しを得られるまで、その話に触れなかった。

私は「もし動機が反対だったら」というゲームの大ファンではないが、受けて立とう。MAGA帽子を被った頭のおかしい人がトラックで民主党ボランティアをひこうとしたら、その襲撃と運転手の考えられる動機は、米国の全てのニュース編集室のトップ記事になることを保証する。少なくとも3日間トップ記事になるだろう。少なくとも。だがティムは共和党員をひこうとした。するとどうやらその話は、米国最大で最も影響力のある報道機関の一部にとってはそれほど興味深くないようだ。そういえば、ポリティコは立派なことに、少なくとも最終的に独自の独創的な報道で記事を報じたとは言える。ニューヨーク・タイムズはそれほどのことは言えない。

ティムに関しては、2つの加重暴行で起訴された。「器物損壊罪」と免許停止中の運転でも起訴されている。

「容疑者はトランプ大統領が好きではないと供述した」とティムの逮捕報告書にはある。そして「誰かが明確な態度を取らなければならなかった」とも。

「容疑者はそれから、被害者が目の前に立っているテントに向かって車を走らせるところのビデオをもう1つ見せた。容疑者は自らの言う『いいところ』でビデオが終わったことに憤慨していた」と続いている。

ティムは50万ドルの保釈金を設定されまだ刑務所に入っている。高い保釈金も共和党の復讐であるかについては不明だ。

モバイルバージョンを終了