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FISA報告書は「目前」とバー司法長官が語る

<引用元:デイリー・コーラー 2019.11.13

ウィリアム・バー司法長官は13日、トランプ陣営に対するFBIによる監視についての監察官報告書の公開が「目前」だと語った。

複数の報道機関は12日、司法省のマイケル・ホロウィッツ監察官が間近に迫った報告書の一部を審査するために、捜査に関連して聴取を受けた証人を招いたと報じた。措置は監察官が実施する捜査の所定の内容であり、一般的には報告書の公開が間近であることを示唆している。

ホロウィッツは6月に、自身の捜査で100人以上の証人から聞き取りを行い、捜査の中で100万件以上の文書を審査したと議員に述べた。捜査は2018年3月に始まった。

バーは12日の記者会見でホロウィッツの報告書が公開間近であると認めた。

ポリティコによると「報告は受けており、私の理解では目前だ」と、バーはメンフィスで記者団に語った。

「報告書で挙げられている多くの人々は現在、自分たちが報告書でどのように引用されているかについてコメントする機会が与えられており、そのごく短い過程が終われば報告書は公開される。それは監察官自身が示唆していることだ」

ホロウィッツは、FBIがトランプ陣営アドバイザーのカーター・ページに対して4つの外国情報監視法(FISA)令状を申請した際に、法律と局の指針に従ったかどうかを捜査してきた。

FBIは、FISA申請でページがロシアのスパイだと考える相当な理由があると示すために、英国の元スパイ、クリストファー・スティールの情報に依存していた。スティールは、クリントン陣営とDNC(民主党全国委員会)がトランプのロシアとのつながりの可能性を調査するために2016年に雇った政敵調査会社の仕事をしていた。

特別検察官の報告書は、検察官はページや他のトランプ陣営関係者がロシアのスパイとして行動したという証拠を全く見みつけられなかったと結論付けた。また報告書は、トランプ陣営が2016年大統領選挙に影響を与えるためにロシアと共謀した証拠もなかったとした。スティールは自身の文書の中で、ページと他のトランプ関係者がロシア政府の工作員と共謀したと訴えていた。

ホロウィッツは、FBIがスティールの情報提供者としての信頼性について知っていることを全て公開したかどうかを捜査していると報じられている。

ホロウィッツは、文書中に含まれる機密事項の審査のために、報告書の草案を9月13日にFBIと司法省に提出した。10月24日には、機密解除プロセスが完了に近づいており報告書は「非常に長い」ものになると議員に知らせた。

共和党は、報告書がトランプ・ロシア捜査を主導したFBIと司法省の元高官の不正を証明するものとなるだろうと期待を高めている。

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