＜引用元：FOXビジネス 2019.10.6＞
FBIは、客員研究員による中国のための知的財産の窃盗について米国の大学に繰り返し警告した。
それはAP通信社が検証したメールに照らしたことであり、知的財産の窃盗に用心するよう大学を説得しようという全国的な取り組みの実体を表している。メールは大学が、外国人技能労働者の採用者、そして最先端の研究のインキュベーターとして、特に脆弱な標的であるという米国の懸念の大きさを明確に示している。
「我々が大学に行ってやろうとしているのは、中国のような国から研究者と学生を歓迎するのを妨げることなく、リスクを強調することだ」と、司法省の国家安全保障担当トップであるジョン・デマーズ次官補はインタビューで話した。
捜査官たちはセミナーで講義を行い、学内の会議で管理者に説明を行い、企業秘密の窃盗に関する教訓が書かれたパンフレットを配布した。
「実存的に、我々はインテリジェンスの観点から中国を最大の脅威とみなしており、彼らは我々の最高で最も輝かしい技術を盗んだことから、この10年大いに成功した」と、米国政府の防諜責任者であるウィリアム・エバニーナは話した。
大学職員の中には全面的な懸念を示す者もいれば、「科学的知識の自由な交換」を制限することについて懸念する者もいた。
テキサス大学で教えていた中国人教授は、テクノロジー関連巨大企業のファーウェイに密かに雇われている間、シリコンバレーの企業から最先端の技術を盗んだとして、9月に訴えられた。
警告は中国人学生が米国の大学で重要な役割を果たし続けている中での事だ。
2018年のオーブン・ドアーズのレポートによると、米国の海外留学生の3分の1は中国人だ。約36万3,341人の中国人留学生が、昨年米国の高等教育機関で授業を受けた。中国人留学生の数は、米国の中国人留学生の数が23万5,000人以上だった2012年から13年の学年以来、着実に増えている。国際教育者の協会であるNAFSAによると、中国人は経済に年間で約130億ドルの貢献をしている。