ドナルド・トランプNEWS

主張と矛盾、シフ議員は内部告発の内容を事前に知っていた:ニューヨーク・タイムズ報道が示唆

<引用元:デイリー・コーラー 2019.10.2

  • ニューヨーク・タイムズは、アダム・シフ下院議員が、トランプ大統領に対する内部告発者の訴えの内容の一部を、告発が行われる前に知らされていたと報じた。
  • 新事実は、この数週間のインタビューで告発内容を知らなかったと強くほのめかしていたシフ議員に新たな疑問を投げかけている。
  • シフは、インテリジェンス・コミュニティ監察官(ICIG)からの書簡がなければ告発について知らなかったかもしれないとも話していた。

先週ドナルド・トランプ大統領に対する内部告発が公開されるまでの期間に、下院情報委員会のアダム・シフ委員長は文書に書かれたトランプのウクライナ大統領との7月25日の電話を中心とする告発内容を、知らなかったとほのめかしていた。

ところが2日のニューヨーク・タイムズの報道がシフの主張に関して新たな疑問を投げかけている。

同紙によると、シフは告発が8月12日に提出された時までに告発内容の概要を知っていた。それは内部告発者となるつもりの人物が、下院情報委員会のシフの側近に接触したためだ。次に側近はその人物をインテリジェンス・コミュニティ監察官(ICIG)のところに向かわせ、告発の主題についてシフに説明した。

タイムズ紙によると、シフと彼のスタッフは告発が提出された時、告発の中身を「少なくとも漠然とは知っていた」。

だがシフは数週間、謎めいた告発について話す時知らないふりをしていた。トランプに対する疑惑に関する多くのインタビューの間、彼は自身の事務所が内部告発者と接触していたことも、その人物の訴えについて気づいていたことも明かさなかった。

9月19日の記者会見で、シフは内部告発者が何を訴えているか知らないと示唆した。またICIGのマイケル・アトキンソンが告発に関して先月初めに議会に連絡していなければ、告発が行われたことも知らなかったかもしれないと主張した。

「行動がなければ、監察官に感謝したいと思うが、我々の委員会に対しての行動がなければ、差し迫った懸念を訴える内部告発があったことすら我々は知らなかったかもしれない」とシフは9月19日の記者会見で話した。

シフは、そもそも自身のスタッフが、内部告発者にICIGに連絡するよう指示したことについて省略していた。

「我々は告発内容を把握していない。告発内容に関して報道が正しいのか正しくないのかについて、我々は分からない」とシフは続けた。

「この差し迫った懸念が何かを究明するために、できることは何でもする覚悟だ」

9月17日にシフはMSNBCのインタビューで、「内部告発者と直接の話はしていない」と述べた。

「ぜひ内部告発者と直接話したい」と彼は続けた。

シフの報道官のパトリック・ボーランドは、内部告発者が告発を提出する前に委員会に接触したことをタイムズ紙に認めたが、委員会は提出されるまで告発は見ていないと述べた。

(以下略)

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