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FISA乱用疑惑に関する報告書草案を司法省監察がバー長官に提出

<引用元:FOXニュース 2019.9.13

司法省監察官は13日、監察チームがロシア捜査での司法省とFBIによる不正監視疑惑に対する待望の検証の完了が間近であると議員に述べた。ビル・バー司法長官に草稿を提出済みであり、公開前に報告書を「仕上げて」いるところだという。

マイケル・ホロウィッツ(監察官)は13日、複数の上下院委員会に出した書簡でこう述べた。「我々は今、機密解除と選定のために司法省とFBIに、事実に基づく調査結果の草案を提出することで報告書の仕上げの段階に入った。この措置はこのように機密資料が関わる報告書のための手続きに沿ったものである」

状況に詳しい消息筋によると、バーはホロウィッツから草稿を受け取っており、精査の過程に取り掛かる。監察官は監察チームが「100万件以上の記録を見直し、100人以上に聴取を実施しており、その中にはごく最近聴取に同意した証人もいる」と述べた。

ホロウィッツと捜査チームは、トランプの元補佐官であるカーター・ページに対する2016年10月の最初の外国情報監視法(FISA)令状とその後3回の更新を確保するために、元英国スパイのクリストファー・スティールがまとめた悪名高い反トランプ文書がどのように使用されたかについて捜査してきた。ホロウィッツのチームはFBIがスティールを信用できる情報源と見なした理由と、同局がスティールの信頼性を高めるためにニュース報道を利用したようであった理由に疑問を呈していた。

ホロウィッツは13日の書簡の中で、司法省とFBIが機密事項に関して選定した文書を送り返したら、自身のチームが「公開・機密報告書の最終草案を準備し、正確さと注釈を目的とする適切な見直しが行われるようにするための、通常の過程を開始する」ことを示した。

一方で、その期間にFBI重要な役割を果たしたアンドリュー・マッケイブFBI元副長官は、ヒラリー・クリントン関連捜査中の発言に関する別の捜査でホロウィッツから不正を咎められてから、連邦犯罪で告発される恐れに直面している。検証でマッケイブは捜査官と話していた際に「公正さを欠いていた」とされたが、本人は不正を否定している。

FOXニュースが12日に報じたように、起訴は言い渡されていないが、ワシントンDCの米国連邦検察官のジェシー・リューは、現在CNN寄稿者であるマッケイブに対する告発を実施するよう勧告した。

ホロウィッツの書簡が出た中、2016年大統領選挙関連の次のような他の同様な捜査中も進行中だ。

バーは2016年大統領選挙中のトランプ陣営への職権乱用疑惑と不正な政府監視疑惑を捜査するために、コネチカット州のジョン・ダーラム連邦検察官を任命した。

またジョン・ヒューバー連邦検察官は、司法省とFBIによる不正監視だけでなく、クリントン財団その他の問題に対する捜査の取り扱いに対して再調査するために、ジェフ・セッションズ元司法長官に任命された。

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