ドナルド・トランプNEWS

トランプ、貿易で中国を打ち負かせるなら2カ月の景気後退も辞さず

<引用元:デイリー・コーラー 2019.8.20

ドナルド・トランプ大統領は20日、中国との貿易不均衡に対処するためには米国経済が短期間の損失を被り、短期の景気後退になることも辞さないと述べた。

「中国は25年間、いやそれ以上この国からだまし取り続けてきた。短期的に我々の国にとって良くても悪くても、もう潮時だ」とトランプはホワイトハウスで、中国との貿易戦争が経済を損なう可能性について心配しているかと質問された時、記者団に答えた。

「『我々は2カ月の間景気後退に陥るか?』というあなたの発言にとって良くても悪くても、私はこれを行っている」とトランプはある記者に話した。

バラク・オバマ、ジョージ・W・ブッシュ、ビル・クリントンという直近の前任の元大統領たちは、中国の為替操作と米国からの知的財産の窃取に対処できなかった、とトランプは述べた。

「彼らが全員やっておくべきだった。誰もやらなかった。私がやっている」とトランプは話した。

トランプは2018年に2500億ドル相当の中国製品に関税をかけ、今年さらに3000億ドル分の製品に関税を課すと脅した。大統領は中国政府が米国の農産物に関する協定を破棄したといってから、9月1日に電気製品と履物に関税をかける計画を8月に発表した。政権は8月13日に、少なくとも12月15日まで計画を延期させた。

8月に2008年以来初めて対米ドルで7元下回るのを中国が許すと、財務省は中国を為替操作国に指定した。中国の中央銀行はその決定が「市場に混乱を引き起こす」と述べた。

トランプは、もし中国に取り組む必要がなかったら、自分は「はるかに楽になる」――また、株式市場は1万ポイント高くなるだろうと述べた。

「だがやらなければならないことなので、私はそれをやるのが好きだ」と彼は語った。

モバイルバージョンを終了