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トランプ支持のミスコン入賞者が、「善良な性質」違反で王座剥奪

<引用元:デイリー・コーラー 2019.7.19

ドナルド・トランプ大統領を支持する中国系米国人のミスコン参加者は、ミスワールド・アメリカが、ソーシャルメディアの内容が性格の必要条件に違反したことを引き合いに、彼女のミス・ミシガンの資格を18日に剥奪したと述べた。

ミシガン大学学生で20歳のキャシー・ジューは、数年前からトランプ支持者であることを公言しており、インスタグラムツイッター上で「ポリティカル・キャシー(Political Kathy)」というユーザー名で数多くのフォロワーを獲得している。報道の時点でのフォロワー数は、ツイッターが74,000人以上、インスタグラムは12,800人以上だ。

ジューは、14日にミスコンテスト団体のミスワールド・アメリカによってミス・ミシガンに選ばれたのだと、デイリー・コーラー・ニュース・ファウンデーション(DCNF)に語った。だがジューの王座は、ミスワールド・アメリカのインディアナ・ミシガン州部長のローリー・デジャックからのメールを受け取った18日で無効になった、と彼女は述べた。

ジューは、デジャックと交わしたSMSメッセージの内容をシェアした。そこには、黒人コミュニティの死亡率に関して、2017年にジューのアカウントでツイートされた内容が引用されている。

(上記ツイート訳:黒人の死亡の大部分が他の黒人によるものだと知っていましたか?他人のせいにする前に、まず自分自身のコミュニティの中で問題を解決しなさい)

ミスワールド・アメリカは、米国の候補者を州全体、次に全国で選び、それからミスワールド大会に送るのだとジューは述べた。候補者はメールの申請書提出とビデオの提出を要求されるため、同団体はミス・ミシガンのために彼女のことをメールで調査したと彼女は述べた。

ジューは、ミス・インディアナおよびミシガン・ワールド・アメリカのアカウントが勝者を投稿して発表するまでは、ソーシャルメディアでの投稿を控えるよう求められていたと述べた。同団体は、17日にフェイスブックに写真を投稿し、ジューを全国決勝進出者として発表した。

ジューがシェアしたメールには、彼女のソーシャルメディア・アカウントには「攻撃的で、配慮に欠けた、不適切な内容が含まれており、MWAの規約と条件に違反している」として、ミス・ミシガンとしての自分の写真を全て削除し、資格に属することを停止しなければならないと書かれていた。

ジューがシェアしたスクリーンショットによると、デジャックは特に、ジューが「善良な性格」であり、「ミスワールド・アメリカや同団体の関係者の信頼を失墜させることのない」背景を持つという出場者の必要条件に言及していた。

メールには、「それ故に、即時発効にて、MWAはあなたを、MWAのあらゆるイベントに関して、どのような種類の参加者としてもまたどのような資格も認めません」と書かれていた。

デジャックは、DCNFのコメント要求に対して即座に返答しなかった。

ジューはデジャックに対するメールにこう返信していた。「統計と事実は必ずしも愉快なものではありません。あなたが、誰もが敢えて言おうとしない事柄について話すことで状況を変えようとしている人を支援するよりも、むしろ大衆の前に嘘をつこうというのは非常に不快です」

ジューはDCNFに、彼女がソーシャルメディアにその問題について投稿することを決めたのは、「これはミスコンテストや王座が問題ではなく、人々が良心や性格よりもむしろ政治思想について偏見を抱いていることが問題」だからだと述べた。

「ミスワールド・アメリカの州・全国・チーフディレクターは、私が人種差別主義者で、イスラム教嫌悪者で、無神経だと非難しました。彼らは私が2018年にヒジャブの試着を断ったこと、黒人に対する黒人の銃犯罪に関するツイート、そして『無神経な』統計についてのツイートを理由に、ミス・ミシガンの資格を剥奪しました」とジューはツイッターに書いた。

ジューは以前在籍していたセントラルフロリダ大学で、2018年のヒジャブ・デイのイベントに参加した。ジューはヒジャブの着用を断り、その件についてツイッターに投稿したが、そのために批判者は彼女の退学を要求するに至った。彼女はその後自分のツイートを削除し、2018年終わりにミシガン大学に移ったとDCNFに語った。

ジューはデジャックに対するメール返信でその事件について述べ、ある女性がジューの同意なしにヒジャブを着せようとしたのだと主張した。

「ヒジャブの着用を命じた夫に従うことを拒否したことで、中東の女性が石を投げられて殺されるのに、『無神経』とは何でしょうか?MWAの人たちは、ヒジャブ着用を拒否する女性が罰せられることを擁護するということでしょうか?」とジューは続けた。

「私は正直言って困惑しました。今朝起きてこの問題が突然起きたことが分かり・・・私はそのように強い支持基盤を持てたことを本当に嬉しく思っています」とジューはDCNFに語った。

彼女は、同団体の代表を務めることに伴う圧力についても話した。

「型にはまっていなければならない。たとえ信じていなくても評判のために全て正しいことを言わなければならない。それは間違っていると思います。彼らが世界平和以外の意見を持つ人を求めているなら――それなら素晴らしいでしょう」

ミスワールド・アメリカは、DCNFからのコメントの要求に応じなかった。

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