<引用元:フォックス・ニュース 2019.6.21>
トランプ大統領がイランに対する軍事攻撃を撤回した後、大統領を最も声高に非難する人物の1人が珍しく称賛の声を上げた。
「150人程の死亡者を引き起こす不釣り合いな攻撃となったであろう事を、実行しなかったトランプの決断を本当に称賛する」と、ジョン・ブレナン元CIA長官は21日にMSNBCに話した。
ブレナンは、トランプのロシア捜査の取り扱いを強く批判してきたが、攻撃すれば地域で「とても危険な段階的拡大の可能性のある悪循環」を引き起こしていただろうと述べた。
トランプは21日、犠牲者の死亡が予測されることを理由にわずか10分前に攻撃を中止したと発表し、米国の軍事ドローンを撃墜したイランに対する「相応の」対応ではなかったと述べた。
決断がなされたのは、トランプはイラン攻撃を渋ったが、一般的に外交のタカ派と見なされているジョン・ボルトン国家安全保障担当補佐官からの内部圧力に直面した、という観測筋の憶測の中でのことだった。
21日にブレナンは、トランプがボルトンとマイク・ポンペオ国務長官の利益を無視したことを称賛した。
「私は彼(トランプ)を称賛する。めったにしないことだが、誰の利益にも、特に米国の利益にならないこのような対立に向かうことを推進する、ジョン・ボルトンやマイク・ポンペオのようなタカ派がいる中で、大人らしい責任ある行動を取ったことを称賛する」とブレナンは語った。