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狂乱状態の民主党は、チームオバマを反逆罪で非難していることになるのでは?

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<引用元:ザ・ヒル 2019.6.14>ジョン・ソロモン氏による寄稿

あなたが新聞を読み、ケーブルテレビの専門家の話を聞き、あるいは民主党大統領候補者の1人からメールを受け取ったのであれば、ドナルド・トランプは国家反逆的なやり方に戻ったのだと断言するだろう。

見あたらなかったことと言えば、トランプが、外国からライバル候補に関する情報を受け取ることで、2020年大統領選挙で法を犯す可能性があるという根拠の無い主張に区切りを入れる、OMG(なんてこった!)という鬱陶しい感嘆符だけだった。言うまでもなく、ロシアや北朝鮮、イランのような敵国からの情報だろうという推論だ。

実際、トランプがABCニュースのジョージ・ステファノポロスに話したのは、友好的な同盟国からライバルに関するスキャンダル情報を受け取ることを検討するというものだった。(ノルウェーは大統領が実例として使用したものだった。)

聞き覚えがある?それはまさしく、オバマ政権が2016年に行ったことだ。それは、インタビュー後の息をつかせない反応の津波の中で、メディアや政界の誰も把握しなかったことだ。

2016年7月、オバマ政権は、たまたま数年前にクリントン財団に2,500万ドルの政府から寄付をお膳立てするのを助けたオーストラリア外交官のアレクサンダー・ダウナーから、頼んでもいないのに送り付けられた情報を受け取った。ダウナーは、トランプ陣営スタッフのジョージ・パパドポロスが、民主党候補者のヒラリー・クリントンのスキャンダルをロシア人が握っているらしいという話を自慢していたのを目撃したと語った。

ダウナーの主張は、それが起こったとされる時から2カ月以上後に報告されており、ロンドンの酒場で集められた噂話でしかなかった。ところがオバマ政権はFBIにそれを渡し、次にFBIは、合法的に選出された共和党大統領候補者に対する防諜捜査開始を正当化するのに、それが十分に有力だと考えた。

言い換えれば、民主党政権は友好的な外国からスキャンダルを受け取り、共和党のライバルの捜査を正当化するのに利用した。

それから、OMG(なんてこった!)、彼らは数週間後にまた同じことをやった。

選挙まで3週間を切った2016年10月、オバマ政権司法省は、元陣営アドバイザーのカーター・ページを通してトランプ陣営をスパイするための外国情報監視法令状を許可した。令状の裏付けとなるおもな証拠?英国の元MI6諜報員である、クリストファー・スティールという友好的な外国人が書いた調査書類だ。言うまでもなく、司法省とFBIは、スティールが実際にクリントン陣営のために働いていたことを裁判所に伝え忘れたが、本コラムの目的にとっては些末なことだ。

3カ月のうちで2回目に、オバマ政権は外国の同盟国――今回はヨーロッパの国――からトランプに関するスキャンダルを得て、犯罪捜査のためにそれを武器にした。

悪気はないが、メディアは本当にトランプがABCニュースに示した考えをあまりにも評価しすぎている。本当のスキャンダルは、オバマ、クリントン、また2016年の民主党の人々がすでに使った戦略を盗用しているだけだということだ。

そして、2020年に例えばノルウェーからスキャンダルを得ることを検討すると言ったことから、トランプを反逆罪だと非難している民主党やメディアの専門家はみな、その延長線上で考えると、オバマ政権が2016年に反逆罪を犯したと非難したことになるのだ。

言うまでもなく、メディアと政治家が扱ったようなやり方からそれを知ることは決してないだろう。

この出来事全体から、プロのジャーナリストとして最も初期の記憶が思い出される。

1988年に米国中部の農場を横断して、ボブ・ドール、ジェシー・ジャクソン、ジョージ・H・W・ブッシュ、そして若いアル・ゴアのような人たちを追って、初めて記者として大統領選挙遊説に当たった時、ウィスコンシン州のラクロスの小さな大衆食堂で、ある銀髪の男性に偶然出会った。彼は地元の醸造所の古い工場労働者だった。民主党寄りのブルーカラーの会社人間だった。

私はテーブルをはさんで彼の向かいの席に座っていて、彼が私に「あなたも記者か?」と尋ねた時、無関心に自分のラジオシャック・タンディ103コンピューターのキーボードを叩いていた。

「そうです」と私は丁寧に答えた。

「お願いがある。政治を単純化して軽く扱うな。俺たちは君たちが考えるよりもっと利口だ」

私は30年間その気持ちを忘れないようにしてきた。そしてトランプのABCニュースのインタビューを、違うものにゆがめようとする人たちは、私がラクロスで提示された見識に留意すべきだ。

米国人有権者を騙すのは、政治エリートが考えるよりもはるかに難しいのだ。

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