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トランプが難民を「けだもの」と呼んだという虚偽ツイートを2020大統領候補者、ジャーナリストが拡散

<引用元:FOXニュース 2019.4.9

すでに削除されているあるツイートが週末にかけて急速に広まった。トランプ大統領が米国へ入国しようとする難民申請者を「けだもの」と呼んだという主張のためだ。

論争の的となったのは、2018年5月の移民についての会合でのトランプの発言だった。その際トランプはMS-13のギャングメンバーに関する発言に対して、ギャングのことを「けだもの」と呼んでいた。当時、文脈を無視して大統領が全ての移民のことを指していったと示唆する人が多くみられた。

約1年後、Mark Elliott というツイッターのユーザーは、そうした同じ発言の動画をシェアして大統領が難民申請者を「けだもの」と呼んだとツイートし、大統領のコメントが最近行われたものであるかのようにほのめかした。

Elliottは3日後にツイートを削除して謝罪した。

Elliottは8日にこうツイートした。「トランプのコメントがMS-13に関する限定された質問に対する回答の中でのものであり、もっと広い意味での難民申請者に関するものではなかったということを私は知った。私はツイートを削除することを選択したが、ここにはコピーしてある。正確さを欠いたことを謝罪する」

しかしそのツイートは削除されるまでに急速に広まり、複数のマスコミ関係者だけでなく2020年大統領候補者までもがトランプを非難する引き金となった。多くの反応をワシントン・フリー・ビーコンのアレックス・グリズウォルドがまとめている。

ニューヨーク州のキルスティン・ジルブランド上院議員はツイッターで「人間はだれもけだものではない」と宣言した。サウスベンド市長のピート・バティジーグも同様の意見を示した。民主党全国委員会のトム・ペレス委員長のような他の著名な民主党員もその「非人間的な」言葉を非難した。

ツイッターでそれを広めたジャーナリストも数名いた。MSNBCの司会者であるジョイ・リードとニューヨーク・タイムズ記者のグレン・スラッシュもそうだった。テレビ放送でも触れられており、MSNBCのコメンテーターであるニーラ・タンデンとデイリー・ビーストのジョナサン・オルターだけでなく、CNN司会者のジム・スキアットも同様だった。

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