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教皇フランシスコ、壁は米国を「囚人」にすると国境の壁を非難

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<引用元:デイリー・コーラー 2019.3.31

教皇フランシスコは、ドナルド・トランプ大統領が提案する国境の壁を非難し、壁は米国を囚人にし、移民を拒否するのは不当だと述べた。

教皇はモロッコ訪問のために出発する前の3月29日、スペインの La Sextaのジャーナリスト、Jordi Evole とのインタビューの中で、トランプ政権の移民に対する姿勢を非難した。米国だけでなく、スペインのように不法移民に対する物理的障壁を設置する他の国も非難した

Crux Nowによると教皇はこう話したという。「壁を高くする人は結局自分が建てた壁の囚人となる。それは社会秩序でも個人の秩序でも普遍的な法則だ。人と人の間の壁を引き上げれば、最後には自分が引き上げた壁の囚人になる」

さらに「確かに私は自分の自立性は擁護する。だがあなたはマッシュルームのように孤立するのだ」と教皇は述べた。

教皇フランシスコはスペイン当局が設置したフェンスも「恥ずべきもの」と非難した。フェンスの上部には移民を防ぐために先の尖ったものがついている。移民が自国を去る気になるのは戦争、飢餓、貧困のためであり、カトリック信者は移民を歓迎することで、福音に従って生きることに一致団結するべきだと教皇は主張した。

「なぜ(移民は)来るのか?(なぜなら)彼らが絶望の中で暮らしており、共通して大きな錯覚を持っており・・・結果の重大さを吟味しないからであり、我々がそういう人たちの持つ痛みを吟味しないからだ」と教皇は語った。

教皇は、移民を母国から逃れるようにさせている状況は資本主義が引き起こしているものだと述べ、貧困と戦争を資本主義のせいにした。しかし教皇は、ベネズエラのような南米の国で社会的、政治的、また経済的危機を引き起こした社会主義の破壊的影響を懸念するようなことは全く話さなかった。

教皇はこう話した。「これは砂時計だ。資本主義は社会的市場経済ではなく野蛮なものとして思いつかれたものだ(・・・)うまく行かないのは金融の世界だ。国際的なことでも国内のことでも、富の所有のためにこれが戦争も生み出すのではないか?私の意見では、我々はすでに第三次世界大戦に入っており、破綻している」

教皇フランシスコはあからさまに共産主義や社会主義を推進したことはないが、マルクス主義思想をある程度支持しているように思われる声明や、厳しい経済規制を課すことと含めて、気候変動と戦うために提案した政策でマルクス主義の特徴を反映した声明を発したことがある。また教皇は、ボリビアのエボ・モラレス大統領からハンマーと鎌をかたどった十字架のプレゼントを受け取ったことで、批判を集めた。

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