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一連のFBIメールがFISA乱用の最大の決定的証拠となる可能性が浮上

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<引用元:ザ・ヒル 2018.12.6>By オピニオン寄稿者 ジョン・ソロモン

感謝祭の直前、下院共和党はロシア疑惑捜査でトランプ大統領に機密解除して欲しい文書のリストを修正した。下院情報委員会のデビン・ニューネス委員長(共和、カリフォルニア)が率いる議員たちは、ほとんど告知や説明もないままにFBIと司法省の間の一連のメールを欲しいものリストに追加した。

消息筋の話では、焦点となっている文書は、外国情報監視法(FISA)の乱用疑惑についての今までで最も不利な証拠を提供する可能性がある。2年以上の間、大部分の議員から遠ざけられていた証拠だ。

メールのやり取りには、当時のFBI長官ジェームズ・コミー、ロシア疑惑捜査担当の主要FBI捜査官、また司法省安全保障部の弁護士が含まれていた。またそれらは、FBIがトランプ政権アドバイザーのカーター・ページをスパイするためのFISA令状の確保に成功する前の、10月初旬から中旬にかけてのものだった。

メールのやり取りは、FBIが―今や悪名高い令状を確保する前に―その裏付けとして使用された主要な証拠(クリストファー・スティール文書)の信頼性について、インテリジェンス・コミュニティ(訳注:各情報機関から成る組織)の懸念があったことに気づいていたことを示している。

またそのやり取りは、元MI6英国諜報局員で当時FBIの秘密の情報提供者として働いていたスティールが、FISA令状の確保前に報道機関の記者と接触していたことに、FBIが気づいていたことも示唆している。

FBIは、スティールが許可を受けずに報道機関と接触したという理由で、2016年11月1日―令状を確保してから2週間後―にスティールを解雇した。

しかし、スティールが、民主党と民主党大統領候補者のヒラリー・クリントンのために政治的敵対勢力の調査を行う会社から、トランプについてのスキャンダルを見つけるために雇われていたことと、スティール自身もトランプを嫌悪していたことを、FBIは何カ月も後になるまで米国民と議会に隠していた。

もしFBIが、令状の要求前に、スティールのメディアとの接触と彼の文書の信頼性についての懸念を知っていたとしたら、FISA規定の重大な違反と、FISA裁判所がFBIに置いていた信頼への裏切りをもたらすことになる。

その理由は、FBIには、裁判所がFISAを承認する前に、その証拠が立証されていることを裁判所に証明し、証拠の欠陥や、対象が無実であることを示す情報を全て裁判官に警告する義務があるからだ。

我々はFBIが、スティール文書の独立した裏付けとして、ヤフー・ニュースの記事を使用したことを知っている。実際はスティールがヤフー・ニュースに話をしていたというのに、だ。

メディアが記事を出す前にスティールがメディアとの接触を持っていたことを、FBIが知っていたなら、情報の循環報告の罪を犯していることになる。2つの証拠が、実際は同じ情報源から出たものであるのに、それぞれを独立した裏付けとして説明するという禁じられた方策だ。

こうした問題が、FBIの一連のメールが過去2年間ほとんどの議員から隠され、それが突然機密解除リストに加えられた理由だ。

また、リストへの追加が行われたのは微妙なタイミングでもある。下院共和党は7日に、コミーを尋問する準備をしている。コミーは、スティール文書についてインテリジェンス・コミュニティに異常値が残る中、FISA令状に署名していた。

ジョン・ブレナン元CIA長官とジェームズ・クラッパー元国家情報長官のように、ほとんどの情報機関高官は、トランプ陣営とロシアの間の―未だに証明されていない―共謀疑惑について、スティール文書で説明された懸念を受け入れた。

ところが、捜査開始から10カ月、ロバート・モラーがロシア疑惑捜査の特別検察官として任命されて1カ月後のこと、コミーはスティール文書に疑問を投げかけ、議会で宣誓証言し、文書を「証明されていない」「わいせつな」ものと呼んだ。

さらに元FBI弁護士のリサ・ページは、FBIが、9カ月に及ぶ徹底的な防諜捜査にもかかわらず、2017年5月まで共謀の裏付けをしていなかったことを明かし、下院議員の前で最近行った証言でコミーの懸念を裏付けた。

議員たちは今、10月の一連のメールの情報が、元FBI長官の下した判定に寄与したかどうかをコミーに問いただしたいと考えている。

スティール文書の主張について、FBI内部で初めて疑問が浮上したのがいつだったのかという疑問は、長らく残っていた。

消息筋によると、一連のメールは、FBIが、またおそらく司法省も、FISA令状確保前にスティール文書を疑うだけの根拠を持っていたという、最も直接的な証拠を提供するものだという。

消息筋は、一連のメールの詳細は機密のままだが、スティール文書とメディアとの接触についての全般的な所感は、機密扱いでない状況で話し合われてきたとしている。

事情に詳しいある情報提供者は私にこう話した。
「これらの文書が公開されれば、米国民は選挙直前にロシア疑惑捜査を促進させたFISA令状に不備があり、裁判官が欺かれていたことが分かる明白で説得力のある証拠を手に入れるだろう」

(以下省略。英語記事全文はこちら

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