<引用元:ニューヨーク・ポスト 2018.11.28>
28日、ニューヨーク・ポストとの広範に渡る単独インタビューの中で、トランプ大統領は、下院民主党が自身の政権への捜査―トランプ氏の言葉では「大統領への嫌がらせ」―に着手するなら、重い代償を払うことになるだろうと述べた。
ホワイトハウスでの36分に渡る着席しての話の中で、大統領はこう話した。
「彼らが大統領に対する嫌がらせ路線に進むなら、大統領と政権に嫌がらせしようとしたいなら、私にとっては絶好の機会になると思う。私はカウンターパンチャーだから、彼らがこれまでに経験したことのないほど痛烈な打撃を与えるだろう」最高司令官は、FISA令状申請とロバート・モラー氏の捜査による他の文書の機密解除を行うことができると述べ、また公表によってFBI、司法省、クリントン陣営が共謀して自身を陥れたことが暴露されることになると予測した。
「それは私の陣営にとって役立つだろうと思う。彼らが強硬姿勢を取るなら私は実行する。そこに書かれた内容がどれほど壊滅的なものかを目の当たりにするだろう」
だがトランプ氏は、必要になるまで文書を取っておきたいのだと述べた。
トランプ氏はこう話した。
「もし実行すればはるかに強力なものとなる。もしすでに実行していたなら、昨日のニュースになっていただろうから」トランプ氏が自身の戦略を明らかにしたのは、民主党が1月には下院の委員会を引き継ぐことになり、大統領のビジネス上の利益相反疑惑、税務申告、ロシアとの取引などについて捜査する構えだとされる中でのことだ。
共和党の権限が1月に失われると、ロシア疑惑捜査着手時の司法省の不正疑惑に対する議会捜査が立ち消えになることが予想される。
(中略)
トランプ氏は28日、エメット・フラッド弁護士が、待った方が政治的には良いだろうと考えたのだとも述べた。
トランプ氏は「彼はまだ私にそれを実行させたくなかった。取っておくことができるからだ」と話した。
また大統領は、司法省の全文書が最終的には透明性のために公開されるはずだとする見解について反論した。
トランプ氏は、自分ではなく他の人に損害を与えるものだということを明確にしつつ、こう話した。
「非常に悪い内容なので、中には国民の目に触れるべきでないものもある。もしかしたら、この国で何が行われてきたかを国民が知らない方が良いかもしれない」
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