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トランプ、「ナショナリスト」のレッテル受け入れる(FOXインタビュー)

<引用元:FOXニュース 2018.10.29

トランプ大統領は29日夜、フォックス・ニュースのローラ・イングラムとの独占インタビューの中で、自身のナショナリストとしての立場を断固として擁護し、先週のパイプ爆弾郵送事件や27日のユダヤ教礼拝堂での悲惨な銃撃事件が起きた責任が自分にあるという話を完全に退けた。

またトランプは、CQマガジン特派員のジュリア・ヨッフェが数時間前にCNNで、トランプは「ISISよりも多くの人を過激化させた」と主張した後、彼女は「ある種の病気の女性に違いない」と示唆した。

CNNと複数の民主党幹部に爆発物を送ったとされるシーザー・セイヨックは、何よりも「ずっと以前から正気ではなかった」と、トランプは「ザ・イングラム・アングル」に語った。

トランプはさらに「彼の治療記録を見なさい。彼は長い間正気ではなかった」と話した。

大統領は、27日にピッツバーグのユダヤ教礼拝堂で起きた悲惨な銃撃事件を受けて、反ユダヤ主義とのつながりを続けて強く否認した。彼は義理の息子のジャレッド・クシュナーと娘のイバンカがユダヤ教徒であることに言及した。

トランプ大統領はこう話した。
「私はイスラエルの国から、ビビ・ネタニヤフ(首相)から、表彰されたところだ。(米国)大使館をエルサレムに移転させ、エルサレムをイスラエルの首都としたためだ。私がそうしたのであり・・・それをやると言って全く実行しなかった大統領が何人いただろうか?」

トランプは、ワシントン・ポストをはじめとする主要報道機関が、昨年共和党の野球の練習に来ていた複数の議員に対する暗殺未遂のことではバーニー・サンダースの責任を問わなかったとして、彼らを偽善だと非難した。その襲撃で共和党のスティーブ・スカリス下院議員は殺されかけ、他に複数のけが人が出た。実行犯は左翼のジェームズ・ホジキンソンという、2016年大統領選挙のサンダース陣営で働いていた人物だった。

トランプはこう話した。
「バーニー・サンダースには、我々の親しい友人であるスティーブ・スカリスとその他の人たちを銃撃したファンがいた。まったくの狂人だった。バーニー・サンダースの名前は誰も見出しに出さない」

一方、リベラル派の批評家は、今月初めにトランプが「私はナショナリストだ」とヒューストンの集会で宣言した時、トランプが暗号化したように、遠回しに特定の人たちにだけ分かるように話しているのだと厳しく非難した。自らを進んで白人ナショナリストやナチスに結び付けているという主張だった。

トランプは、テッド・クルーズ上院議員を支援するために開かれた集会でこう話した。
「グローバリストというのは、世界全体がうまく行くことを願う人だ。率直に言って我が国のことは余り気にかけていない」「我々にはそれはできない。彼らにはある言葉がある。ある意味で昔風の物だ。ナショナリストと呼ばれるものだ。それから実に、その言葉は使うべきではないとされている。私が何だと思う?私はナショナリストだ。ナショナリストだ。・・・ナショナリスト。何でもないことだ。その言葉を使おう。その言葉を使おう」

トランプが29日にフォックス・ニュースに話したのは、ナショナリズムという概念が、白人ナショナリズムとは全く異なるものだということだった。イングラムがそのことについての見解を明確にしたいかどうか尋ねると、大統領の答えは明確だった。

トランプは言い返した。
「いや。私にとっては、明確にする必要はない。私が見ているのは2つのこと、グローバリストとナショナリストだ。私は自分の国のことを大事にしたいと思っている人間だ。というのも長年の間、指導者が――あなたは誰よりも知っているだろうが――我々の指導者がアメリカよりも世界のことを気にかけてきたからだ。そして我々を混乱に陥らせて――戦争にしても、経済にしても、負債にしても、彼らがやってきた全てのことににしても、だ。それには間違った最高裁判事を任命したことも含まれているが、我々は2名の素晴らしい判事を任命した」

トランプはこう続けた。
「いや、私はこの国を誇りに思っており、それを『ナショナリズム』と呼んでいる。そのことをナショナリストであると呼んでいるのであって、それ以外の含みはない。今、ポリティカル・コレクトネスの世の中で何か意見を表明すると、すぐに大騒ぎになる。私はグローバリストではないが、世界のことは大事にしたいと思っている。だがまず自分の国のことを大事にしなければならない。さもないと国を持つことにはならない。国境を大事にしなければならないということも含めて」

(以下略。英語記事の全文はこちら

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