<引用元:デイリー・コーラー 2018.5.30>
トランプ大統領はホワイトハウスで30日、「Right to Try(試す権利)」法案に署名し、ペンス副大統領、そして法案成立によって恩恵を受けることになる衰弱性疾患の患者たちと共に演台に立った。
「Right to Try」は、終末期の状況にある患者が実験的な投薬や治療を受ける場合の規制を緩和するものだ。法案が成立されれば、時間と手間を要するFDA(食品医薬品局)の試験過程を回避できるようになり、患者に対する治療を促進できる場合もある。
トランプ氏は部屋に入るや否や、スピーチを行う前にステージ上の人々に話しかけた。大統領が車いすの男性と話すために身を乗り出している時、たまたまオンになっていたマイクがトランプ氏の言葉を拾った。
ステージ上の一団と挨拶を交わした後、トランプ氏は「これを最初にやるんだ。このほうがもっと大事だ。スピーチはただの言葉だ。この方がもっと大切だ」と話し、それから一人ひとりと握手した。
ステージに上がった人々、ホワイトハウス発表:Matthew Bellina, ペンシルベニア州, ALS患者 (法案の命名由来)(訳注:法案の正式名称“Trickett Wendler, Frank Mongiello, Jordan McLinn, and Matthew Belllina Right to Try Act of 2017”は4名の患者の名前が由来となっている)
Caitlin Bellina, ペンシルベニア州, 上の妻
Jordan McLinn, インディアナ州, デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD) 患者(法案の命名由来)
Laura McLinn, インディアナ州, 上の母
Frank Mongiello, ペンシルベニア州, ALS患者 (法案の命名由来)
Marylin Mongiello, ペンシルベニア州, 上の妻
Tim Wendler, ウィスコンシン州, ALSで亡くなったTrickett Wendler(法案の命名由来)の夫
Tealyn Wendler, ウィスコンシン州, ALSで亡くなったTrickett Wendlerの子供
Mike Cimbura, コロラド州, ALS患者
Nicole Cimbura, CO, 上の妻
Diego Morris, アリゾナ州, 骨肉腫患者
Paulina Morris, AZ, 上の母