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トランプがホワイトハウスに復活させた「メリー・クリスマス」

ホワイトハウスの発表した動画によれば、オバマ前大統領の就任後、ホワイトハウスのイーストルームに置かれなくなっていた、キリストの生誕を描いた飾りが復活したようだ。

動画中に映し出されたキリストの生誕を描いた飾り

 

オバマ前大統領とミシェル夫人は、大統領就任後の最初のクリスマスで、それまで伝統的にイーストリームに飾られていたキリストの生誕の様子を描いた飾りを、「包括的」であることを目指すために取り除くことを決定した。

オバマ政権ではそれ以外にも宗教色が排除され、クリスマス・カードならぬ、ホリデー・カードには「クリスマス」という言葉が使われることはなかった。

ちなみに、オバマ時代のクリスマスツリーには、毛沢東の顔がついたオーナメントが飾られたという珍事件もあった。

2009年のクリスマスで、ホワイトハウスのツリーに飾られた毛沢東のオーナメント

 

トランプ大統領は、選挙運動中にも「もう一度メリー・クリスマスと言えるようにする」と発言しており、その約束を果たしたと言えるようだ。

一方CNNは、ホワイトハウスのクリスマスパーティーをボイコットすることを発表している。発表内容によると、「大統領が報道の自由とCNNに対して攻撃を続けていることを考慮して、招待客として大統領と一緒に祝うことが適切ではない」と考えたことから、参加を見合わせるとしている。

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