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感謝祭、トランプとバノンそれぞれのメッセージ

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米国で感謝祭が祝われた11月23日、トランプ大統領は祝賀のビデオメッセージを発表。一方、スティーブ・バノン氏は、ラジオ番組でこれまでの「勝利」に感謝し、今後の「勝利」を訴えるメッセージを送った。

ザ・ヒルの記事によると、トランプ大統領は感謝祭のメッセージビデオの中で、軍と警察、消防の関係者、市民ボランティアを称賛し、米国経済の状況を褒めちぎった。

「株式市場は史上最高値を更新しました。失業率は17年来で最低を達成しました。5兆5千億ドル分の価値を生み出しています。私たちは非常に特別なことを成し遂げており、国民はそれを感じています」

「この国の情熱はかつてないほど高まっています。今年の感謝祭を本当に心からお祝いします」

また、トランプ氏は困難に直面した人々のために手を差し伸べた米国人を称賛し、とりわけ自然災害や銃乱射事件で支援を行った人々のことに言及し、次のように述べた。

「今年、痛ましい苦難に直面する中で、アメリカ人精神というものが甚だ強いものであることを経験しました」

一方、某国の公共放送が「影の大統領」と揶揄する、ホワイトハウス元首席戦略官でブライトバート・ニュースの会長であるスティーブ・バノン氏は、ラジオ番組のブライトバート・ニュース・デイリーで、即興の「感謝祭宣言」を行った。

バノン氏は、「道を外れているように見える」状況もあるが、「11月8日に神の摂理の力が働いた」のであり、自分たちが勝利していることが感謝だと述べた。

また、トランプ政権は最初の年の80パーセントしか過ぎていないが、左派にとっては80年に感じられるものだと実感している、とも語った。

バノン氏は、次のように自身の信念を表明した。

「・・・我々はアメリカの衰退を止める。エリートはこの下降傾向の中でぬくぬくと金儲けをしているが、これをひっくり返す。国民として。ポピュリスト・ナショナリスト的な保守派のグループとして。そしてこの国を再び偉大にする。この国を再び良くし、世界をもっと安全で繁栄した幸せな場所にする」

そして、大統領は、ホワイトハウスにいる進歩主義的な左翼の民主党員から悪い情報を受けたり、懇願されたりする場合があると主張した。

しかし、バノン氏は、トランプ大統領に対して同意できないケースがあっても、「生まれ持った調整能力」によって最終的には正しい選択をすることになると主張し、リスナーに「信念を守り通す」ように訴えた。

また、2018年の中間選挙を意識したとみられる呼びかけを行った。

「『我々には世界の歴史上の誰よりも感謝すべきことがたくさんあるが、大きな義務と責任があり、それは来年に向けて力を発揮することだ』と言おうではないか」

 

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